2階も兼用で衣類管理がラクに。ワークスペースがもてた

2階の兼用スペース
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続いて、2階です。こちらには3つの兼用スペースがあります。1か所ずつ紹介していきましょう。

●吹き抜けに面した廊下は室内干しスペースとしても活用

2階の廊下

1階の脱衣所をランドリールームとしても活用しているとお伝えしました。しかしながら、わが家の脱衣所は限られた狭い空間であり、さすがにすべての洗濯物は干せません。そこで、筆者と妻の服は、2階の廊下も使って干しています。

位置はちょうど2階の中心。吹き抜けに面した場所なので、洗濯物がよく乾きます。また、さほど頻繁に通る場所でもないため、洗濯物があってもジャマになりません。

さらには、2階の廊下から直接ウォークインクローゼットに出入りできるため、洗濯物が乾いたあとの片づけもラクです。

●ウォークインクローゼットは広くとり更衣室と兼用

ちなみにわが家のウォークインクローゼットは、2階の廊下から直接出入りが可能です。

そこで、洗濯物が乾いたあとにたたむ手間を省くため、ハンガーにかけたままウォークインクローゼットに、収納できるように工夫しました。

筆者と妻の服をすべてハンガーのまま収納できるように、ハンガーパイプは上下2段にしています。

そのおかげで「2階の廊下に洗濯物を干す→乾いたらハンガーのままウォークインクローゼットに収納する」と、非常にラクな動線を実現することができました。実際、洗濯物をたたむ手間がないことは、とてもストレスフリーです。

ウォークインクローゼットにある程度の広さ(約4畳)を確保して、更衣室としても活用しています。ハンガーにかけたまま服が収納されているので、着替えの際に服を見渡せて便利です。

さらに、断熱性や気密性といった家の性能にこだわったことで、夏場も冬場もウォークインクローゼットの中は快適で、着替えもまったく苦になりません。

●子ども部屋はワークスペースとしても利用

子ども部屋兼ワークスペース

一時期、新型コロナウイルス対策として、勤務先からリモートワークを指示されていました。家づくりで間取りを検討していた頃には、在宅勤務はまったく考慮していなかったため、書斎のようなワークスペースは設けていません。

その際に役立ったのが、子ども部屋です。まだ子どもたちが幼く、子ども部屋を使っていなかったため、在宅勤務のスペースとして活用しました。ちなみに、この文章を書いているのも、この子ども部屋兼ワークスペースです。