休みたくても休めないという現象が起こっている

寝る前スマホのイメージ
※画像はイメージです
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「ベッドに入ると、普段は忘れているような心配ごとが次々と浮かんでくる」、「気になることをぐるぐる考えてしまって、なかなか寝つけない」といった経験はないでしょうか?

こういう心の状態を、マインドワンダリングと呼びます。マインドワンダリングとは、「心ここにあらず」の状態を指す心理学用語で、あちらこちらと思考がさまようので、「心の迷走」とも呼ばれます。

このマインドワンダリングは、必ずしも悪いものではありません。ぼんやりシャワーを浴びているときにふとアイデアが浮かんだり、問題の解決法を思いついたりするのは、ポジティブなマインドワンダリングといえます。

一方、「あんなことを言ってしまった」といった後悔や、「こうなったらどうしよう」という不安が止まらなくなるのはネガティブなマインドワンダリング。就寝前に始まると睡眠の妨げになってしまいます。

これの原因のひとつとして考えられるのが、「寝る前スマホ」です。スマホからの情報は思考を活性化させ、自律神経にも影響します。目の周りの筋肉が緊張し続けたり、脳が刺激されたりして、交感神経が優位になってしまうのです。

さらに、画面から発するブルーライトにより、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を妨げてしまいます。できれば寝る1時間前にはスマホから離れるのが理想です。

そして、それでも思考が収まらず、なかなか寝つけないときは、「ジャーナリング」がおすすめです。ジャーナリングとは、思いや考えをそのまま紙に書き出すことをいいます。

思いきって起き上がり、イライラすること、モヤモヤすることなどをすべて書き出しましょう。心の中身をいったん外に出すことで、気分が落ち着いて眠りやすくなります。あとで見返せば、自分の考えや状況を客観視するのにも役立ちますよ。

 

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