更年期症状のひとつである「肩こり」。女性ホルモンの減少で代謝が下がると、血流が滞ってこれまで以上に肩こりなどの体の痛みが深刻になる方もいます。姿勢の悪さや猫背も肩こりの原因に。そこで今回は指圧師の柳本真弓さん、矢上予防医学研究所ディレクターの矢上真理恵さんに、自力整体やツボなどで肩こりを解消する方法を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)<ツボ:合谷(ごうこく)>気の滞りを流して、重だるくて痛い「肩こり」を解消
合谷は、肩、顔、あごなどからつながっているツボで、痛い、重いといった症状全般に効く万能のツボ。
「肩こりはもちろん、腰痛や便秘、下痢の解消にも効果的です」(柳本さん)
●探し方のポイント
手の親指と人差し指の間を開いて反対の親指の第一関節のシワを当て、手の甲側に曲げます。このとき、親指の先が当たる場所。
●押し方のポイント
人差し指で手のひら側を支え、親指でコリコリしたところをほぐすように押します。左右それぞれ、イタ気持ちいい感じを目安に。