におわない洗濯機にする方法とは?

そもそも洗濯槽が汚れていたら、どれだけ干し方を対策しても意味がありません。洗濯機の正しい使い方とお手入れ法を、家事代行マッチングサービスで大人気の家政婦・みけままさんに教えてもらいました。

●洗剤の入れすぎは逆効果!正しい洗濯機の使い方

「タオルや肌着、靴下などにしみ込んだ汗や汚れに含まれる菌が、濡れたまま放置されて増殖すると、イヤなにおいの原因に。また、洗濯槽が汚染されていると、洗濯物にもそのにおいが移ってしまいます」と、みけままさん。

洗濯物を清潔に仕上げるためには、洗濯機の扱い方にも注意が必要です。

・普段からフタをあけておく

洗濯機のフタを閉めたままだと、湿気がこもって中にカビが発生する原因に。

「普段からフタはあけっぱなしに。少なくとも使用して数時間は、あけて湿気を逃しましょう」(みけままさん、以下同)

・ムダに洗剤を使うのはご法度

洗剤は規定の量を入れるのが鉄則。

「たくさん入れたからといって汚れ落ちがよくなるわけではなく、むしろ溶け残って排水口などにたまり、カビやにおいの原因になります」

・目につく水滴はしっかりぬぐう

とくにドラム式の場合、脱水までのコースだとドアの内側に水滴が残ったままに。

「パッキンにカビが生えるので、ふき取りましょう。乾燥まで行ったほうがカビ防止に」

じつは効果が違う!洗濯槽クリーナーの選び方

洗濯槽の汚れがにおいの原因になるため、シーズンに一度は専用クリーナーで掃除を。槽乾燥機能も積極的に活用しましょう。

●洗濯物に黒いカスがついていたら→粉末酸素系洗剤

粉末酸素系洗剤
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洗濯物に黒っぽい汚れがついていたら、酸素系の洗濯槽クリーナーを使って洗浄するのがおすすめ。
「泡の力で、洗濯槽の裏についた汚れを物理的にはがして、きれいにします」

●洗濯物にイヤなにおいがついていたら→液体塩素系洗剤

液体塩素系洗剤

汚れは目に見えなくても、洗濯が終わった直後からイヤなにおいがしているというときは、殺菌力の強い塩素系の洗濯槽クリーナーを使用。

「洗濯槽についたカビや菌を一掃します」

※記事の初出は2023年6月。肩書含め内容は執筆時の状況です。

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