3:印字が薄くなった「古いレシート」
すべての画像を見る(全4枚)そしてもうひとつ言いたいのが「レシート」をためるな、お金を貯めよということ。
私が片づけのプロになったころ、とあるお客様のお家にはレシートが入った紙袋が3つありました。
「ちゃんと家計を管理したいから家計簿をつけようと思っているけれど、時間がなくてたまってしまった」とのこと。そのレシートたちは古く、既に印字が薄くなっているものもありました。
結論から言うと、「家計簿をつけるだけ」ではお金はたまりません。
家計簿をつけて支出を見直し、次月にその反省を生かしてこそ貯まる家計になっていくのです。つまり印字が薄くなるくらい古い支出分のレシートを必死でつけたとしてもあまり効果はありません。
それよりも
・「今月は7万円でやりくりしよう」と予算を決めること
・「予算が余ったら貯金しよう」ではなく、少額でもいいので「先取り貯金」をすること
この2つを実行すれば、レシートをためなくてもお金は貯まります。
もちろん家計簿をつけて家計の状態をしっかり俯瞰することはとても大切なこと。だったら記憶もおぼつかない過去の買い物を振り返るより、今日買った買い物から家計簿をつけていけばいい。今日の買い物を振り返り、明日の買い物に生かすことの方がずっと効果的です。
3つのものが家にあふれていたら、“買いグセ”を見直して!
3つのものが家にあふれているなら、ぜひ今日から見直してみてください。貯まらない“買いグセ”を直せば、貯まる家計に変わりますよ。