産後でボロボロの妻に、無神経な夫が放った衝撃の言葉
すべての画像を見る(全4枚)奈央さんは帝王切開だったので、手術当日は絶食。翌日から重湯という状況でした。そんな状態の奈央さんは、このとき、夫にかけられた信じられない言葉が今でも忘れられないといいます。
「出産の翌日のお昼ぐらいに、重湯を一口飲んだらおなかが痛くなってしまったんです。そんな私の横で、洗濯物を届けがてら面会にきた夫は、カップ麺をもりもり食べながら『緊急手術って必要だったの? 支払いが大変だよ。奈央さ、金あると思われたんじゃない? だからこんな高い個室を手配されたんだよ』って言ってきたんです。コイツ、なに言ってんだ? と驚きすぎて、なにも言い返せませんでした」
緊急帝王切開からの子どもの誕生を泣いて喜ぶでもなく、母子の生命についての危機感もなく、ただ費用について嫌味を言う夫。これだけではありません。無神経な発言は夫からだけでなく、義父からもありました。
「お見舞いにやってきた義理の父に『無事に生まれました』と報告すると、『産んだんじゃなくて、取り出されたんでしょ』とサラリ。もう唖然のひと言です」
奈央さんは「もう昔のことなんで」と笑って話しますが、産後、この話をママ友にポロっとこぼすと「もっと怒った方がいいよ」と奈央さん以上に怒ってくれたことに救われたといいます。
初めての育児に追われる奈央さんでしたが、子どもが1歳を迎えようとするころにまた夫婦関係に変化が。育児方針をめぐって、夫との対立が深まり、ふたりの会話のなかに2度目の“離婚”というキーワードが出てきたお話はまた次回。