●スマホのメモ帳とGoogleマップは秘書代わり

「ニワトリは三歩歩けば忘れる」と言われていますが、まさに今の自分がそう。2階から勢いよく下りてリビングに入っていったのに「あれ? なにしに来たんだっけ?」とすっかり用事を忘れてしまっている。うんと考えても思い出せないから、また戻って周りをキョロキョロとながめてみて「そうだ! ハサミを取りにいったんだった」と思い出す。

散歩の途中、信号待ちのふとした瞬間にアイデアが下りてきて、これはすごい! 世紀の発明ばりに気分が高揚してワクワクする。家に帰ったらまっさきに書き出そう、と思っていたのに、横断歩道を渡ってしばらくすると、あれ? 全容が思い出せない。

ひらめきは瞬間記録しないと行動にかき消されてしまう。そこで頼りになるのがスマホのメモ帳。思いついたら即座に記録するよう心がけています。

・ひらめきはその場でメモ帳に記録

・買い物リストをメモ帳に記録

・重要なタスクはメモ帳で管理

googlemap
※写真はイメージです
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そしてもう一つがGoogle map活用を習慣にすること。旅行先ではあらかじめ行きたい場所をマッピング。どういうルートで回っていけばいいかマップを確認しながらスケジューリング。アナログ世代の私たちは、どうしても調べるより先に人に聞く方が早いと思ってしまいます。

「分からんかったら人に聞いたらええやん」というクセが抜けきらない。それじゃ自立した生き方はできないと思ったのです。そこでGoogle mapを活用して知らない場所でもひとりで行けるようになろうと使い始めました。

回数を重ねるうちにマップを使いこなせるようになってくると、迷子の不安が薄らぎます。今は気になるお店をどんどんマッピングして、旅先の楽しみを増やしています。お礼というわけではないですが、Google mapに口コミを投稿するローカルガイドの活動をしています。Googleサービスは頼りになるマイ秘書です。

60歳はシニア世代の入り口。これからどんどんシニアこそできる自分らしいライフスタイルを習慣化していきたいです。

「誰かのために」を手放して生きる

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