疲れが取れる「夜のルーティン」。自律神経を整え快眠&目覚めもスッキリ
すべての画像を見る(全11枚)疲れを感じたり、胃腸の不調が続いたり…。暑さに体力を奪われて、バテやすい季節。毎日のルーティンに疲れにくい習慣を取り入れて、夏バテに負けない体をつくりましょう。今回は「夜」のルーティン編。医学博士の福田千晶先生に教えてもらいました。
●【帰宅】18:00 手を洗って体を冷やす
帰宅したら真っ先に手洗いを欠かさずに。「感染症の予防になるだけでなく、水で洗うことで手が冷やされます。外気でほてった体のクールダウンにも効果的です」
●【帰宅】18:10 部屋着に着替えて緊張をほぐす
外から帰ってきたら、ゆったりした部屋着に着替えてリラックス。「30分ほど小休止して、緊張をほぐしましょう。汗で湿った服を着替えることで、冷房による冷えを防ぐ効果も」
●【夕食】19:00 夏太りしないように、揚げ物や甘いものを食べすぎない
夏バテで食欲が落ち、やせる場合もありますが、逆に食べすぎて夏太りすることも。「体が重くなると疲れが増します。夜は脂っこいもの、甘いものや炭水化物のとりすぎに注意」
●【夕食】20:00 アルコールはたしなむ程度に
アルコールには利尿作用があったり、中途覚醒の原因になることも。「また、睡眠中もアルコール分解のため内臓が働き、体が休まりません。体力の消耗が激しい夏は飲みすぎに注意」
●【入浴】21:00 夏でも湯船につかってしっかりと汗をかく
冷房に当たる時間が長い人ほど体は冷えています。「シャワーだけでなく、ぬるめの湯につかってしっかり汗をかいて。疲労回復だけでなく、汗腺が鍛えられる効果もあります」
●【就寝】23:10 最低6時間半は睡眠を
睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、夏バテを助長します。「睡眠不足が続くと、イライラして心も疲れることに。夏こそ、少なくとも6時間半は睡眠時間を確保して」