年齢を重ねた女性の心と体に関する疑問を解決!
すべての画像を見る(全2枚)年齢を重ねてからの心や体に関する疑問に、高尾先生が答えてくれました。
●Q:産婦人科に行った方がよいのは、どんなとき?
A:前提として、どんな人でも1年に1回はベーシックな検査を病院で受けるべき
具体的な検査には、子宮頸部細胞診と超音波の2つがあります。子宮頸部細胞診では子宮頸がんの有無を見ますが、超音波の検査では子宮や卵巣の大きさや形を見ることができます。この2つを合わせて、年1回行うことが大切です。その検診に合わせて、悩みがあれば相談する、といった形をとると、その後なにかあった場合に通いやすいかもしれません。
●Q:内向的な性格を変えるにはどうすればよい?
A:無理に自分を変える必要はない
仕事で多くの人と話さなければいけないときには、仕事として取り組めばいいけれど、無理に自分を変えて、外交的になる努力はしなくてもよいと思います。いちばん大切なのは、ちゃんと自分の心の内を話せる1人、2人のお友達を持っているということですから。
●Q:更年期に向けてできるセルフケアは?
A:生活習慣の見直しがいちばん大切。具体的には運動習慣と睡眠時間の確保
ひとつは、睡眠をしっかりとること。本当に睡眠時間をしっかりとると次の日ご機嫌に過ごせるので、ぜひ1回試してみてほしいです。
もう1つは、少し汗ばむような運動をすること。そうすると寝つきがよくなって次の日もスッキリ起きることができるようになります。
こういったよい循環を自分の生活習慣の中でつくるというのが、まず第一歩としてできること。そのほかには、大豆イソフラボンを積極的に摂取するのもおすすめです。
●セミナーを見逃した方はアーカイブで!
高尾先生のオンラインセミナー「オトナ女子に贈る♡人生をラクに生きるヒント」のアーカイブ動画をYoutubeの「ESSEチャンネル」にて配信中。こちらで紹介したもの以外にも、たっぷり質問に答えていただいています!
高尾美穂先生の最新刊『オトナ女子をラクにする心とからだの本』(扶桑社)では、ESSE世代が気になる「女性ホルモン」のことを考えた生活習慣や、心をラクする気持ちの切り替え方などを紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
【女性ホルモンにいいこと大全】オトナ女子をラクにする心とからだの本
NHK「あさイチ」などのテレビ番組でおなじみ、産婦人科医・高尾美穂先生の新刊本。
毎日頑張るオトナ女子に、高尾先生が「自分を大切に、もっとラクに生きていいんだよ」というメッセージを込めた一冊。30~40代のオトナ女子に向けて、生理や妊活、女性ホルモンこと、女性特有の病気などをわかりやすく解説しています