3日間生き延びられる「正しい防災リュック」のつくり方

下のリストで紹介するのは、大人1人が被災後3日間、生き延びるための必要最低限の中身。避難所には水も食料もない場合があり、ライフラインが止まっている可能性も。

「炊き出しなどが行われるのは、被災後数日たってからというケースがほとんど。水と食料は必ず持っていきましょう。水害で避難する場合は、中身が濡れないように、すべてのものをビニール袋で2重に包みます」

小さな子どもがいる場合はオムツやミルクも忘れずに。小学生以上の子どもには専用のリュックを用意し、お菓子やオモチャも入れて。

●食

・水 9リットル(1日3リットル×3日分)
・レトルト食品 9個
・アルファ化米 9個
・塩あめ
・おやつ
・箸、フォーク、スプーン

●衛生・医療

・持病の薬
・消毒液
・救急セット
・ばんそうこう
・生理用ナプキン
・おりものシート
・ウエットティッシュ
・おしりふき
・歯みがきガム
・水に流せるティッシュ
・吸水シート(オムツ、ペットシーツなど)
・45リットルゴミ袋
・新聞紙 朝刊3部

吸水シートとゴミ袋、新聞紙は災害トイレ代わりに使用

<災害トイレのつくり方>

災害トイレ
すべての画像を見る(全4枚)

45リットルのゴミ袋を2重にし、そこに吸水シートの吸水側を外側にして、二つ折りにして入れれば簡易トイレの完成です。用をたしたら、ちぎった新聞紙をかけて消臭しましょう。

●衣服・防寒

・アルミ製シート
・使い捨てカイロ
・服、下着 3日分

●その他役立つもの

・手回し充電ラジオ
・USBケーブル
・大容量モバイル充電器 充電3回分
・ランタン
・軍手
・マッチ
・手ぬぐい 3枚

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら