毎日の食事は、すべて手づくりしていたら大変。市販のおかずや残りものも利用して、手を抜きつつ楽しい食卓にしませんか? エッセイストの若松美穂さんが実践している、おしゃれな盛りつけや買い物術について伺いました。

関連記事

50代からの小さなキッチン。大きなまな板やフライパンは捨てる
若松さん
すべての画像を見る(全4枚)

豆皿に少しずつ盛りつけてお店みたい。市販のおかずや残りものにひと工夫

最近は仕事に力を入れているので、料理はかなり適当な私。
ある日、お互いに出かける時間が遅かった日があり、就活真っ最中の娘に珍しく朝ごはんを用意しようかなと思いました。…が、冷蔵庫をあけると大したものが入っていない。

そこで、巷のお店でも流行っている、小さな器に少しずつの食材を盛りつける術を真似てみました。

●1:盛りつけ次第で豪華な朝ごはんが完成!

完成
市販品も残りものだっておしゃれに盛りつければ楽しい!

細かく見ていただくと分かるとおり、市販のおかずや昨日のおかずを再利用したもの、蒸したりゆでておいた野菜を使った副菜など、どれも簡単にできるものばかり。でも、盛りつけにひと工夫するとお店っぽく見た目にもきれい。

手前一段目左から
・地元女川町「マルキチ商店」のサンマの昆布巻き。
・オクラはミニフライパンでさっと炒め、お酒で蒸してしょうゆで味をつけたもの。

二段目左から
・細長いお皿は、前日スーパーで見きり品になっていたイカフライ。ケチャップとタルタルを交互にかけて。
・赤いココット皿はスープの残りの中から見た目がいい部分だけを移して温めただけ。

三段目左から
・蒸して冷蔵しておいたキャベツに黒コショウ・カツオ節・ポン酢をかけました。
・コンビニの野菜スティック(ドレッシングつき)。
・焼きイモ。

四段目左から
・イチゴミルクのジュースにスライスしたイチゴを浮かべて。
・ゆでて冷蔵庫に入れておいたブロッコリーと小さくカットしたミニチーズをコショウとマヨネーズであえ、上に生の春菊を添えました。
・コンビニのパイナップル。

参考記事:50代からは「出すだけごはん」。食事づくりの手間暇を省いて無理しない
https://esse-online.jp/articles/-/17915