新年から新しい手帳を使っている人も多いのでは。でも、お気に入りの手帳を見つけられなくても大丈夫! 整理収納に詳しいブロガーのフネさんが、「手帳の代わりに使っているもの」について教えてくれました。

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手帳を使わずにスケジュールをラクに管理する方法

年末のタスクのひとつとして、新年の手帳を選ぶことがありました。
今は手帳をやめているのですが、結論から言うとまったく困っていません。

今回は手帳をやめた理由と、その機能をカバーしてくれたものについてお伝えします。

 

●【1】手帳をやめた理由

いろいろな手帳
いろいろな手帳
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・手帳に書き込むことがなくなった
・手帳を持ち歩かなくなった
・カレンダーに書き込む方が都合がよい
・手帳は教えてくれないが、スマホは教えてくれる
・手帳では予定を家族と共有できない

 

ファミリーカレンダー

わが家のカレンダーは無印良品のファミリーカレンダーです。仕事や家庭、趣味などいろいろな顔をもつ40代。また家族5人の予定をなんとなく把握しておくためにもこれがベストだと思っています。

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予定はまずここに書き込みます。家事をしながら確認しやすく、冷蔵庫横に貼っているので家族も共有できます。
いちいちカバンの中の手帳を見るよりも簡単で把握しやすく、共有しやすいです。

 

長く続くコロナ禍で、予定といえば残念ながら同じことの繰り返し。毎週のことは覚えているので手帳に書く必要もなし、むしろ面倒…。
ファミリーカレンダーがあるので手帳はだんだん出番がなくなり、使わないのでカバンから出されました。
出された手帳はさらに放置され、気がつけば真っ白なまま12月を迎えることに。こうして私は手帳を使わなくなったのです。

 

●【2】手帳を持たなくても忘れないツール

 

手帳の機能はまず予定管理のツールです。
ただ、常にチェックしておかないと書いただけでは意味がありません。書き忘れても同じことです。

リマインダー


手帳を持たない代わりに私がおすすめしたいのは、スマホのリマインダー機能です。紙の手帳は自分から見に行かないと気づけませんが、リマインダーはアプリを開かなくても指定した時間に通知が来るので、大事な用件を忘れません。

 

病院の予約など、たまに入る予定は忘れがち。忘れてはいけない予定はすぐにリマインドしておきます。
その際に予定の1日前や1時間前など早めに設定しておくのがおすすめ。「ああ、明日は歯医者だったな」と気づかされます。

 

場所を条件に通知することも可能。位置情報を使って「家に着いたら」「職場を出たら」「◯◯スーパーに行ったら」と設定しておくと、そのタイミングで通知が来ます。これでうっかりともオサラバ!

「リマインドすること自体が面倒」という方。じつはは私はリマインドに音声入力を使っています。
iPhoneなので「Hey,Siri! 1月10日13時に歯医者とリマインドして」と話しかけるだけです。必ず「いつ、○○とリマインドして」まではっきり伝えてくださいね。

 

●【3】家計簿が果たした手帳のもう一つの機能

 

手帳には、過去の予定を見返すという役目もあります。私は今まで使い終わった手帳を1年間保存していました。
「去年いつ頃なにがあった、そのときはこうだった」という経験は翌年にも活かせます。家の中のことも管理するので、「そういえば前に修理を頼んだのはいつだったかしら?」と手帳を見返す方も多いはず。

 

家計簿

行事はカレンダーでもわかりますが、もっと細かく記録できるのが家計簿です。
家計簿はお金の出入りをしっかり把握したくて始めましたが、月ごとにマンスリーカレンダーもついています。そこにイベントを簡単に書き込んでおけば、持ち歩かなくても十分「見返す」という役目を果たしてくれます。

 

というわけで、わが家では家計簿を
・家計の管理
・行動の記録
に使っています。

 

開いた家計簿

家計簿をつけるときに出来事を書き込み、のちのち有益な情報は忘れないようにメモしておきます。

家計簿はそもそも「未来の予定」ではなく「過去の記録」をつけるものです。
この日アウトレットに行ったからこんなに出費があるのだ。コストコに行ったから食費がかさんでいる。全部後からの記録です。

 

スケジュール管理とは違いますが、これで十分。むしろレシートのおかげで取りこぼさずしっかり記録されます。いつも予定して動くわけではないので、わが家にはこの方がピッタリでした。