●妊娠を隠しながらの新生活!いちばん大変だったのは?
すべての画像を見る(全3枚)当時重川さんは大阪、まえださんは千葉に住んでいる遠距離恋愛同士でした。妊娠が発覚したと同時に、まえださんは重川さんのご両親に「僕が大阪に引っ越します」と宣言。両親からもサポートしてもらいながら、“しゅんまや”の新生活と、本格的な出産準備が始まったといいます。
「当時はもう、状況が本当に日々変化していたので、楽しかったけどめちゃくちゃ大変でした。お仕事をできるだけしつつ、新生活も始めて出産の準備もしてって感じでした。いちばん大変だったのは妊娠を隠して過ごしたことですね。隠すこと自体大変だったし、ごく限られた人にしか報告していなかったので、体調が悪くても頼れなかったのがしんどかったです」
4月に新居に引っ越し、6月に入籍、そして7月に出産。バタバタの2020年を過ごしたお二人ですが、このとき、妊娠期だったこともありメンタルにもかなり影響があったといいます。
「4月に妊娠と結婚を発表したのですが、この発表で私たちを知った人から当時かなりの数のバッシングがありました。元から知っている人は祝福してくれたんですけどね。結果として祝福と批判が半々くらいで、最初は毎日来る批判DMとかも確認していたので、メンタルにもダメージがありました。でも出産も近づいていて、だんだん毎日確認する余裕もなくなっていき、見なくなりました。結局今では子どもを産んでメンタルも強くなったし、批判も私に届く範囲ではなくなりました」
妊娠発覚から結婚、そして出産。人生の中でもビッグイベントを10代で経験し、そのなかで自身もどんどん成長していったと感じる重川さん。覚悟をもって出産には望んだといいますが、自分のなかで変わったことを教えていただきました。
「1つは子どもに関してで、しゅんくんがどうとか周りの意見がどうとかじゃなく、『私の意志で生み育てることを決めた』ということを、自分のなかでもハッキリ決意したことです。出産後は生活も考え方も子どもが第一になったので、周りからは『落ち着いた』とか『考えが大人になった』とかは言われますね。あと、出産を経験して『この痛みを乗り越えられたなら、なにも怖くない!』と思えるようになったりもしました。いろんな意味で強くなってるなと。結婚生活については、決意というより共同生活の中で徐々に変わっていっている感じです。当たり前ですけど、普通の10代みたいにケンカしたら『別れる』とかは簡単に言わないとかですけどね(笑)」
モデルとして、ママとして生きる17歳の重川さんのライフスタイルを、最新刊の『
とくべつないつも』(扶桑社刊)でもたっぷり紹介しています。高校ラストイヤーである高校3年生の姿や、ママ1年生の姿などがつまったこちらも、ぜひチェックしてみてください。
【重川茉弥さん】
2004年生まれの17歳、高校3年生。大阪府出身。2019年にAbema TVの人気恋愛リアリティーショーに出演して話題に。16歳だった2020年に結婚し、出産。現在は1児の母として仕事や育児に奮闘。インスタグラムやTwitter、YouTubeなどでライフスタイルを発信し、ティーンのカリスマとして絶大的な影響力を持つ。著書『
あの日、好きになって470日~恋愛リアリティーショーのその後の話』『
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