一年に一度はきちんとしたい水回りの大掃除。今年は寒い12月ではなく、暖かい春夏シーズンにやってみませんか?
今回は、幸せ住空間セラピストの古堅純子さんに、気になる洗濯機のお掃除法を教えてもらいました。プロならではの手順とテクで、すっきりキレイになりますよ!

洗濯機は防水バンとホース、排水口と洗濯槽縁を重点的に

最近の洗濯機は自動洗浄機能がついているものもありますが、ホース回りや洗濯槽の縁など、人力でないと汚れが取りきれないことも。ぜひチェックしてみてください。
「汚れの性質や汚れやすいポイントを知ると、効果的にリバウンドなしの掃除ができます」

1.ホコリはブラシではらい、掃除機で吸う

ホコリはサッシブラシではらい、掃除機で吸う
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洗濯機を置く防水バンのホコリはブラシではらいながら、掃除機で吸い込みます。
「ホコリが飛び散らない、掃除機を併用した同時テクは、あちこちで活用できますよ」

2.排水口にパイプクリーナーを流し込む

排水口にパイプクリーナーを流し込む

じつはドロドロに汚れている排水ホースの中。排水ホースを外して排水口にパイプクリーナーを流し込み、30分おきます。

ホースの中はドロドロ

「その間にホースなど部品の汚れを両面ブラシでこすり落としましょう」

3.洗濯槽の縁の汚れは、電解水+両面ブラシで

洗濯槽の縁の汚れは、電解水+両面ブラシで

洗濯槽の縁は、洗剤の液ダレなどで汚れがち。
「放置するとカビや洗濯槽を傷めます。ブラシに電解水をスプレーし、こすり落として、クロスでからぶきします」。汚れをきっちり取れば、いやなにおいもしません。

<POINT>大掃除からリバウンドしないために…洗濯を終えたら、洗濯槽をクロスでひとふき

洗濯を終えたら、洗濯槽をクロスでひとふき

洗濯後の水気は、カビや汚れの原因に。洗濯のあと、洗濯槽をクロスでさっとひとふきする習慣をぜひつけましょう。
「こうしておけば、水気や洗剤のあとが残らず、いつもクリーンな状態を保てます」
ふき取り後、フタはしばらくあけて乾燥させるようにしましょう。