自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。いよいよ出産のときが近づいてきましたが、またしてももめごとが…!?
絶対に無痛分娩してやる…と思っていたのに、旦那が大反対!
私は妊娠中期に差しかかるまで産院を決めることができなかったせいで、横浜砂漠で産院難民になった。情報収集能力がなかったのもいけない。完全に自業自得。
どうにか受け入れてくれる病院が見つかり、結局出産することになったセレブ病院は、無痛分娩推奨の産院でした。これは願ってもないラッキーだ!! と、私は内心大喜び。
すべての画像を見る(全2枚)その病院では、妊娠後期に入るまでに自然分娩にするか無痛分娩にするかを決めるんだけど、後期に向かうにつれて私の心は「絶対に無痛分娩!!」に固まっていった。
しかし当時イギリスに単身赴任していた旦那は、大反対。
「普通分娩から無痛分娩に変えるには、費用が25万円もかかるんだよぉ~!これからお金がかかるときに、なぜムダ使いしちゃうの!? みんなが我慢できることなら、のんちゃんもできるはず! 痛みをこらえてこそ母親になるんだと思う。YOU CAN DO IT!」
これにムカーッとなった私。
「辛いつわりを乗り越えてさ、その後急にくる体重増加。痛い胎動や骨盤の重苦しさ、足のむくみや貧血や眠れない不安やたくさんの検査の苦しみを味わって、その締めくくりに『鼻からスイカ』っていわれるほどの痛みを体験しないといけんの? ここまで、旦那不在でひとりでがんばってきた私に、オメデトウの気持ちで無痛分娩くらいプレゼントしてくれてもいいと思うんやけど!」
無痛分娩に反対されたことで、今までたまっていた旦那への不満が一気に爆発! 難しいことをいろいろ言ってるけど、私の言いたいことはただひとつ!
未知の痛みに耐えられる自信が、今までもこれから先もない!!
ここから、旦那と無痛分娩にするか立ち会いにするかの話し合いがスタート。が、お互い譲る気なし。その間にも、無痛分娩の希望書類の期限は刻々と迫っていた…。
(次回、いよいよ入院!)