自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。いよいよ近づいてきた出産のとき。が、無痛分娩にするかどうかで、夫とバトルに…!?

無痛分娩をすることを夫に納得させるため、ひねり出した秘策とは?

やはり旦那は、無痛分娩に大反対。
「お金がないなか、セレブ病院になってしまって凹んでる」「そのうえ、さらに無痛分娩で費用を上げるなんておかしい」という金額面での反対理由と、「痛いのは1日で終わる」「みんながんばって耐えてるから、君にもできる」という、根性論の二本立てで説得してきた。

それでも「一生に1回のことなのに絶対イヤ。無痛にする!」と退かない私に、

『わしら、夫婦のLOVEの力で一緒に乗り越えようよ』

と、言い出した。

ほう…。入籍してかれこれ半年。力を合わせて乗り越えたことなんてひとつもないし、「愛されてるー!!」って思うこともなにもない。
マジでなんにもない。そこで、
「ならLDR室(※陣痛、出産、回復までを一部屋で過ごすという部屋)で、本気で陣痛を一緒に乗りこえてくれる? 友だちがネットで見つけた、夫婦で協力する出産法があるんやけど」
と聞いてみた。

「もちろん!! よくわからんけどそれやるよ!」と、旦那即答。

マンガ

それは、私がかねてから、無痛分娩をどうしても反対されたときのために考えていたプランB。

 

友だちがネットで見つけたという、都市伝説的な出産法…それは簡単にいうと、キン〇マを縛られた旦那を天井に設置して、出産の痛みを感じたらひもを引っぱって、夫婦一緒に痛みを感じることで、出産を乗り越えよう!! というものらしい。

LDR室を貸しきれば、イケる気がする。LDR室の追加金額を調べたら6万円。しょうがない、無痛分娩がいやなら折衷案でコレにするしかない…と、夫婦で意見が固まった。

 

と思っていたら、画像を見た旦那から大慌ての電話が。

「ねえねえ!! どうせ本気であの出産法やらせる気やろ? もうわかったから無痛分娩してくださぁい!!」

こうして無痛分娩することが決定。普段から、人に「コイツは恥も外聞もないことするからな…頭がおかしい…」と思われていたことに、初めて神様に感謝!

今でも私は、同じ痛みの共有なんてできるわけないと思ってるので、どうしても反対する旦那さんは、この方法で奥さんと出産経験してみるといいな! と思ってます。
次回、いよいよ入院日決定からの前日の処置!

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