がんばって家を片づけても、いつのまにか収納スペースからものがあふれたり、ものが取りだしにくなったりと、片づけの“正解”がわからず悩んでいる人も多いはず。

『ESSE』8月号「おしゃれに片づく!達人の最新部屋づくり」

にも登場する、人気の整理収納アドバイザーのEmiさんが、ズボラな人でもリバウンドなしの、家族も進んで片づけたくなるアイデアを教えてくれました。

家の片づけには1ジャンル1ボックスをまずは基本に

1ジャンル1ボックス
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 収納ボックスや引き出しの中は、それぞれに入れるものを「1ジャンル1ボックス」に限定するのがおすすめ。とにかくものの居場所を決めてしまうことで、ざっくりではありますが、片づけがしやすく、ズボラな人には最適の収納法だそう。「わが家ではあらゆる場所でこれが基本になっています」。

基本ができたら、高さを意識して収納

高さを意識して

 スチールラックをキッチンの収納に活用しているEmiさん。ふきんや根菜、保存用の袋など、料理のたびに使うものを、黒板プレートつきの桐箱に「1ジャンル1ボックス」で入れ、ラックの中段に配置しています。「ちょうど、シンクで振り向いたときに、上から手を入れてさっと取り出せる高さに」。使うときの体の動きや動線を意識した高さにしまうと便利!

1ジャンル1ボックス

子どものオモチャは写真つきラベルでさらにわかりやすく

写真つきラベル

 散らかりがちな子どものオモチャも、人形、カードゲーム、ツミキなど、ジャンルごとに100均のプラケースに「1ジャンル1ボックス」収納。「オモチャを写真に撮って、ラベルにしてはれば、子どもがパッと見るだけでもわかりやすくなります。もし棚にボックスを置くのなら、ケースの上部の空間にゆとりをもたせることも忘れずに!出し入れもさらにしやすくなりますよ」。

[Emi]

兵庫県在住。夫、双子の長男・長女(6歳)の4人家族。整理収納アドバイザーとして、収納プランニング、収納グッズのプロデュースなど幅広く活躍中。著書も多数。7月22日に発売する『

「ESSE収納&インテリアグランプリ」のベストアイデアをまとめました

』(扶桑社刊)にも登場 HPは

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