ものの修理に欠かせない接着剤。多数の商品が売られていますが、家庭でよく使われるのは木工用、ゴム用、瞬間接着剤、布用、万能タイプの5種。それらのより効果的で便利な使い方を接着剤メーカー・コニシ株式会社に教えてもらいました

ポイント1:木工用接着剤はドライヤーを当てて時短

ドライヤー

安全で接着力が強い木工用接着剤ですが、固まるのに時間がかかるのが難点。接着剤を薄く均一に塗りドライヤーの熱風を当てると早く接着できます。動くときは、テープで固定を。最近は速乾タイプも

ポイント2:布用接着剤はアイロンをかけると強度アップ

アイロン

針と糸を使わずに裾上げなどが簡単にできると評判の布用接着剤。生地同士を接着したら当て布をして中温のアイロンで約15~20秒当てると、早く乾くうえ、強度が増します

ポイント3:瞬間接着剤はハーッと息をかけてからつける

温める

瞬間接着剤は空気中や接着面の湿気に反応して固まるため、接着面に息を吹きかけてから塗布するとより確実に接着することができます。塗布するときは、接着剤を全面に塗らず、点々とつけた方が、効果的です

ポイント4:ツルツルのプラスチックはサンドペーパーでこする

こする
広い用途に使えるから常備すると便利

プラスチックなど、接着面がツルツルな場合は、サンドペーパーで軽くこすり、少し凹凸をつけて。接着剤が凹凸に入り込み、グンと接着力が上がります。凹凸がカバーできる程度の厚さに均一に塗りましょう

ポイント5:靴底がはがれたときはたたいて密着させる

靴底たたく
少し乾かして使うと効果大!

ゴム用の接着剤は、接着する素材の両面に塗り、手に接着剤がつかなくなるぐらい(20℃で5~10分程度)乾かしてから、はり合わせます。また、はり合わせたあとは金づちなどでたたくとより強固になります

こんなときはどうする?接着剤のQ&A

Q:瞬間接着剤で指と指がくっついてしまったら?

A:湯の中でゆっくりもみほぐして

40℃ぐらいの湯の中でもみほぐし、ゆっくりとはがします。接着剤がヒフの表面に残ってしまうこともありますが、2、3日で自然に取れます。ハンドクリームを手に塗っておくと、付着しにくいです

Q:保管はどうやってするの?

A:冷暗所に入れると長もち

使用後はチューブの口をきれいにしてキャップをしっかりと閉め、冷暗所で保管しましょう。瞬間接着剤の場合は、冷凍庫に入れるとより長くもちます。ただし経年劣化するので開封後1年を目安に買い替えてください。期限はパッケージや容器を見て

撮影/山川修一