暑くなってくると悩まされがちなのが、水道光熱費の高騰。でも日々のちょっとした工夫で、安くすることは可能です!
ここではESSEonlineに掲載されたうち、とくに反響の大きかった、おすすめ水道光熱費節約の記事のエッセンスをまとめて紹介、解説します。

ESSEonlineの光熱費節約の人気記事まとめ

●水道・光熱費が高い人の共通点

電気を消すイラスト

4人世帯の光熱費・平均月額


・電気代平均額 1万609円
・ガス代平均額 5380円
・水道代平均額 5477円

上の数字は、全国の勤労者世帯のうち4人世帯の平均月額(総務省統計局「家計調査」2019年)。あなたの家と比べてどうでしょう?
家計再生コンサルタント・横山光昭さんいわく、水道・光熱費が高い人には共通点があるそう。

「水道・光熱費が高い人の家に行くと、見ていないのにテレビがつけっぱなし、暖房が効きすぎて部屋が暑いなど、どこかゆるい部分が目につきます。まずは『電気や水はタダじゃない』という意識を持つだけで、行動が変わりますよ」

まずは家族と一緒に、「リビングOK」「キッチンOK」とゲーム感覚で点検するのを習慣化してみましょう。

●エアコンの光熱費節約術

エアコン代節約

夏の電気代の半分以上を占めるのがエアコン。迷いがちな4つの「どっち?」をきちんと知って、効率よく料金をカットしてみてくださいね。

・こまめなオンオフVSつけっぱなし

→エアコンがもっとも電力を使うのは、室内温度を設定温度まで下げるとき。気温が高い日中にこまめにスイッチをオンオフすると、その都度室温を下げる電力がかかり、電気代がかさみます。電気代を節約するには、一度適温まで冷やしたら、「自動運転」に設定してそのままの温度を保つのが効果的。

・エアコン単体VS扇風機の併用

→エアコンの温度を1度上げると電気代が10%カットでき、月約388.8円の節約に。扇風機の電気代は月約259.2円なので、エアコンの温度を1度上げて扇風機をつければ部屋も涼しく、約130円おトクです(消費電力600Wのエアコン、40Wの扇風機を1日8時間使用した場合/エネチェンジ調べ)。

・古いエアコンを大事に使うVS最新型

→エアコンの性能は年々進化していて、センサーで人のいる位置や運動量、滞在時間を感知し、省エネ効率を高めています。結果、6畳向けエアコンで比較すると、1時間あたりの電気代は15年前は29.16円、10年前は20.39円、最新型になると16.34円に確実にダウン。

・冷房機能VS除湿機能

→エアコンの除湿には、冷房と同じ仕組みで部屋を冷やしつつ除湿する「弱冷房除湿」と、部屋の温度は下げずに湿度だけを下げる「再熱除湿」の2つの方式が。弱冷房除湿の電気代は冷房とほぼ同じですが、再熱除湿は部屋の温度を下げないように空気を温めるため、費用がアップ。

●キッチン回りの光熱費節約術

電子レンジ

「いつも強火で調理している」などキッチン回りでやりがちなNG習慣と、その対策をご紹介します。

・【NG】いつも強火でコンロ調理している

→鍋からはみ出た火はムダ。湯を沸かす場合、中火にすれば年間で約330円おトク

・【NG】レトルト食品は湯せんにしている

→電子レンジの方が年間で約166.2円おトク

・【NG】野菜は鍋でゆでている

→電子レンジを使えば、年間で約860円おトク(葉野菜の場合)

・【NG】ご飯は炊飯器で保温したままにしている

→4時間以上保温するなら、電子レンジで温めた方が年間で約80.3円おトク

・【NG】冷蔵庫の中がパンパン!

→半分くらいの量に抑えれば、年間で約960円おトク

●キッチン回りの「どっち?」これが正解

お鍋と女性

熱がこもりがちなキッチンをムダなく使う方法とは? コストが抑えられる家電は? 迷いがちな「どっち?」の正解を教えます!

・野菜をゆでるときは…大きい鍋でゆでるvs小さい鍋でゆでる

→鍋底が広いものを使うとおトク!

・食器を洗うときは…食洗器vs手洗い

→水で手洗い、食洗器、お湯で手洗いの順でおトク!

・お湯を沸かして保温するなら…電気ポットvsやかんvs電気ケトル

→沸かしたお湯を魔法ビンで保温がおトク!

●浴室、トイレ回りの光熱費節約術

洗濯機と女性

「洗濯は少量でも毎日」というような人は要注意! うっかりやりがちなNG習慣と、対策をご紹介します。

【NG】洗濯は少量でも毎日洗っている

→まとめ洗いで洗濯回数を減らせば、年間で約3950円おトク

【NG】すすぎが2回必要な洗剤を使っている

→「すすぎ1回」の洗剤を使えば、全自動洗濯機なら年間で約5281円おトク

【NG】温水洗浄便座のフタをあけたままにしている

→フタを閉めた方が年間で約770円おトク

【NG】ドライヤーはいつも“ターボ”でかけている

→よくタオルドライし、標準モードで乾かせば、年間で約474.4円おトク

【NG】お風呂の湯ははり直している

→イチから熱い湯をはるより、冷めた湯を沸かし直す方が年間で約3712円おトク

【NG】歯みがきのときに水を流したままにしている

→30秒間水を出したままにすると、コップ30杯分の水が流出。コップにくめば年間で約3520円おトク。節水にも!

さらに詳しく知りたい人はこちら。 洗濯機の電気代節約には、まとめてor毎日少量どっち?

●水道代を節約できる風呂、シャワーの使い方

シャワー

暑い時期は、シャワー利用が急増。お風呂よりお金がかからないと思われがちですが、実際はどっちがおトクなのでしょうか?

200リットルの浴槽のお湯を温めるのにかかるガス代は、約70円。一方、シャワーの水は1分間で10リットル出ると言われ、水温20度の場合でも15分使うと約52円、20分で約70円がかかります。

家族が多く、シャワーに合計20分以上かかるならお湯をためた方がガス代も水道代も安くすみ、人数が多いほどおトク度はアップします(エネチェンジ調べ)。

さらに詳しく知りたい人はこちら。 お風呂の水道光熱費を節約。家族の人数で正解が違った

●電力会社やプランの乗り換えで安くなる

電気代

月々の決まった支払いだから仕方ない…と思いがちな固定費ですが、乗り返して安い電力会社と契約することで成功するケースも増えています。

ESSE読者Yさん(千葉県・50歳)は、電力の自由化で電気代が安くなると聞き、楽天でんきのサイトでシミュレーションした結果、月1000円以上安くなるとわかったそう。

「サイトで申し込むだけでいいので、手続きも簡単。実際に減った額は月で違いますが、7月は半分以下に減ってビックリ! 電気代で楽天ポイントも貯まるので、かなりおトク感があります」

気になる人は、まずは電力会社のサイトでシミュレーションしたり、比較サイトで検討してみるといいでしょう。

●水道光熱費の支払いはクレジットカードにして、ポイ活

カードとスマホを持つ女性

買い物などでポイントを貯めて、おトクに使う“ポイ活”が、節約術として注目されています。

毎月の水道光熱費の支払いを、引き落としやコンビニ払いではなく、ポイントの貯まるカードに集約すれば、あなどれない額のポイントが貯まっていきます!

「以前は何枚もカードを持って、どれも半端にしか貯まらず失敗。今は楽天カードに絞って、光熱費や夫の仕事の経費を払い、ふるさと納税に活用しています」(京都府・37歳)という人も。家庭でひとまとめにするのが成功のカギのひとつです。

●小さい家に住み替えたら、光熱費も減った!

リビング

ちまちました節約は苦手…という人は、思いきって「小さな家に住み替える」というのも、効果的です。

シンプル家事を提案する建築士の尾崎友吏子さんは、月12万円払っていた90平米のマンションを売却し、そのお金で70平米の部屋を購入し住み替えたところ、部屋が狭くなり、自然に電気代は月6000円にダウンしました。

「さらに場所をとらない2~3人家族用の小さな冷蔵庫にしたら、食べる分だけ買って使いきるのが習慣に。電気代だけでなく、食材をムダにすることもなくなりました」

また、男の子3人子育て中なので毎日2、3回は洗濯が必要ですが、すすぎが1回でいい洗剤を使うことで、水道代も月5000~6000円に抑えることに成功!