●母性をカトちゃんに注ぐ。夫婦2人で心からよかったと思う

「最近SNSで、カトちゃんの若い頃と、俳優の菅田将暉さんがそっくりという投稿を見かけましたが、私の好みの顔は、元々菅田さん系なんです。だから、好みはじつはブレてないんですよ」そう語る綾菜さん。言葉の端々からラブラブな空気感を感じ取ることができます。

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――綾菜さんは現在32歳。茶さんがご高齢とはいえ、綾菜さんご自身はお子さんをもつことについて、どのように考えているのでしょうか。

綾菜さん

:結婚当初は、私も23歳で子どもが欲しいなって思っていました。カトちゃんも、最初は私のためにと考えてくれていたと思いますし、実際2人で取り組んでみようかということもありました。でも、途中でカトちゃんがパーキンソン症候群になったとき、これは負担になるなと感じて、話をするのはやめました。

改めて考えると、当時子どもができたとして、10歳でお父さんが80歳くらいですから、反抗期とか大変だったかもしれないですしね。今は子どもがいたら愛おしんだろうなって感覚を、全部カトちゃんに注いでいます。

――いろいろと考えた時期を超え、現在はスッキリとした表情で「夫婦2人でよかった」と語る綾菜さん。周りからの反応や、気持ちが揺らぐことはないのでしょうか。

綾菜さん

:20代の頃は「夫婦2人生活って楽しいのかな?」って想像がつかなかったんですが、今は本当にそのよさがわかります。現実問題子どもは無理だとわかったら、落ち込むとかもありません。あと、両親が「カトちゃんのためだけに生きるって、すごくすてきなことじゃん!」って言ってくれたのも大きいです。カトちゃんが最高だったと思える人生を一緒に歩もうと思ったら、子どもへの執着はなくなりました。

執着がなくなったと言っても、子どもが嫌いってわけじゃないですよ。甥っ子とか友人の子はすごくかわいいと感じます。ただ今は、子どもの質問をされても全然嫌じゃなくなったという感じです。
年の差があるからこそ、ストンと納得できている部分はあるんじゃないでしょうか。今でこそ、子はできなかった方が私たちには幸せだったなと思います。


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【加藤綾菜さん】

1988年生まれ、広島県出身。O型。’11年に加藤茶さんと結婚し、45歳の年の差婚として話題を集め、今年結婚10年目を迎える。「介護食アドバイザー」「介護職人初任者研修」(旧ヘルパー2級)、「生活習慣病予防アドバイザー資格」など、数々の資格を取得、献身的に夫を支える妻として注目を集めている。『

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