花粉症が重い人にはまだまだ厳しい季節が続きます。敏感な人は外出だけではなく、外で洗濯物を干すことすら躊躇してしまうことも。そこで、室内干しでもスッキリ乾かすワザを、洗濯について日々研究するブロガーのよしママさんに教えてもらいました。
室内干しでもスッキリ乾かすための「湿度」を見抜くポイント
すべての画像を見る(全7枚)スギ花粉アレルギーの家族がいるわが家は2月から4月いっぱいまで、ほぼ室内干しをしています。
以前は除湿機を回してもなかなか洗濯物が乾かず、部屋じゅうが湿気だらけに…。壁やサッシなどにカビも生えてきてしまうことがよくありました。
そんなわが家は、湿度計を使って効率よく部屋と洗濯物を乾かすように心がけています。今回はそのポイントをご紹介します。
●湿度計を使って、空気を見極める。花粉の少ない日がわかれば外干しのチャンスにも
わが家は、この湿度計を「室内の空気を外気と換気するべきか?」の判断に使っています。比較するのは室内と外気の湿度。それでは使い方を紹介します。
(1) 湿度計で洗濯物を干している部屋の湿度を確認します。
ここでは、室内は気温23度 湿度90%です。
(2) 外の気温と湿度を、ヤフー天気などのお天気アプリでチェックします。
今回は雨が降っていたので湿度計を濡れないように玄関先で測定しました。外気は気温15度 湿度95%でした。
(3) 室内と外気の水蒸気量をグラフから確認します。
室内の水分量 20.7g
外気の水分量 12.2g
(4) 外気の水分量が少ない場合は、換気をして外の空気を取り込むことにします。
(5) 約10分で湿度が10%下がりました。
この時、外の雨も止んでいました。道路はしっかり濡れています。
気温が低いと、空気に含むことができる水が少なくなります。
湿度は高めに出ても、実際は外が乾燥してることが多いこの季節、パラパラ雨の日でもこのように外の水分量が少ないのです。
外の方が水分量が少ない場合は、雨の濡れない所に外干しすることもできますね。雨の日は花粉があまり飛んでいないので安心です。
●【まとめ】湿度が把握できるようになると、節約にもなります
寒い日は、雨の日でも外の方が乾燥していることがあります。
洗濯物を部屋干しすると除湿器を動かしていても室内湿気が高くなりすぎてしまいます。室内の湿度をチェックして、湿度の低い外気を取り込めば、あっという間に部屋の除湿できます。換気を定期的にした方が室内が乾燥して、洗濯物も少し早く乾くと実感しています。
除湿機を1日中つけっぱなしにしておくのも電気代がかかります。湿度計をうまく使い、部屋の湿度をコントロールしましょう。