鍋を選ぶとき、機能性やデザイン、素材といった観点で選ぶ人が多いのでは? ライフオーガナイザー・整理収納アドバイザーの資格をもつ井手本亜希さん(50代)は、鍋を選ぶ際、「収納のしやすさ」も重視しているそう。今回、そんな井手本さんが長く愛用している「スタメン鍋」を3つ紹介します。
すべての画像を見る(全8枚)1:収納場所にスッキリ収まる「四角い天ぷら鍋」
筆者は夫と大学3年生の息子の3人家族です。息子が進学を機にひとり暮らしを始めたので、現在は3DKのアパートに夫と暮らしています。
結婚当初から使っていた丸い天ぷら鍋は、油を処分する際の注ぎ口が便利で使い勝手のよい鍋でした。
しかし、気になるのが、キッチンのつり戸棚に収めたときに丸い形と両側についた持ち手でできるデッドスペース。
そこで買い替えのタイミングで検討したのが、四角い天ぷら鍋でした。
写真の水色の丸印に収納してある黒い鍋が、買い替えた四角い天ぷら鍋です。同じ場所に収納できたうえ、天ぷらのときに使うバットや「すくい網」まで一緒に収納できました。
形が変わったことで気になるのが使い勝手ですが、丸型にくらべて若干すくいにくさを感じたものの、慣れると不便を感じない程度。四角い天ぷら鍋にしたら、アスパラを長いまま揚げられるように。
さらにうれしい誤算だったのが、以前の丸い鍋よりも小さいので、油の量が少なくてすむようになったこと。
一般的に、揚げ物の油は鍋底から3cm以上必要とされていますが、鍋底の面積が狭い鍋の方が、少ない量の油で3cm以上になるので、買い替えてから使う量が減りました。
角の部分に揚げカスの汚れがたまりやすい気はしますが、ホーロー製で汚れがスルリと落ちやすいので、ストレスを感じるほどではありません。
2:2つもちでも収納場所は1つ分の「圧力鍋」
圧力鍋の購入を検討していたとき、大きいサイズと手ごろなサイズどちらにしようか迷っていた筆者。どちらを選んだとしても使うシーンが思い浮かびました。
ですが、2つも収納する場所がなく、1つに決められないと迷っていたところ、3.0リットルと4.5リットル のセットで重ねて収納できる圧力鍋があることを知り、購入にいたりました。
中に付属の蒸し器を収納して本体を重ね、フタをセットした状態で収納しているので、鍋1つ分のスペースに2つ収納可能です。高い場所に収納すると出し入れの際に重さがネックになるかもしれないので、コンロ下に収納しています。
普段は食材の量に合わせてどちらかを使っていますが、おせち料理で大量にお煮しめをつくるときは2つの鍋で同時に調理し、圧力をかけるときだけ時間をずらして1つのフタを使っています。おでんのダイコンと牛スジ肉など、圧力をかける時間が異なる食材のときにも、時間差でフタを使えて便利です。
「2つ欲しいけど片付ける場所がない」という収納問題を解決した重ねられる圧力鍋は、購入から15年以上経った今でも、頻繁に使っているわが家のスタメン鍋です。





