片づけをめぐって、家族にモヤモヤしたり、けんかになってしまう方もいるのではないでしょうか。 今回は、ESSE読者の「夫のものが多く片づけられない」というお悩みに、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんがアドバイスをくれました。
すべての画像を見る(全2枚)「片付けたい」も「そのままがいい」もどちらも否定しなくていい
今月のお悩み:ものが多く、片付けられない夫。相手を変えるのは難しいと頭ではわかっていても、ついイライラ…。そんな状況がしんどいです。
「人のものには手を出さない」と頭では理解しているのに、夫のものが気になってしまう。今回のお悩みには、「私も…!」と共感する方が多いのではないでしょうか。
解決するために必要なのは、まず相手とコミュニケーションをとることだと私は思うんです。相談者さんにとって「片付けたきれいな状態」が心地いいように、お相手にもお相手の「心地いい状態」があります。
この2つはどんなときでも対等です。だけど人は、つい自分の「心地いい」が正しいと思ってしまうから、その状態を妨げる相手にイライラしてしまうんですよね。
相手に片付けない理由を尋ね、「夫の心地よさは私とは違う」と捉え直すだけでも、心が少し軽くなるはずです。私自身、夫が玄関で脱ぐ靴の向きがいつも気になっていて、理由を聞いたことがあります。
夫いわく、「子どもを抱っこしていることが多いから、靴の向きまで気が回らない。今は注意されるのも負担に感じてしまう」とのこと。話をしたら夫の負担感に納得できたし、私自身、夫に「靴を戻してほしい」と思うことがストレスだったと気づけたのもよかったなって。
「じゃあ、自分でやろうかな」と私が夫の靴をそろえだしたらむしろストレスが減って、次第に夫も自分でそろえる回数が増えてきました。
