Q3:移動中に子どもがぐずって大変です…

A:「クワイエット・ビジー・バッグ」という秘密兵器

私の旅友でもあるジュエリーブランドHASUNA代表の白木夏子さんは、13歳と4歳のお嬢さんの母です。「異年齢のお子さんと旅をするのは大変じゃないですか?」と聞いたところ、全然! とのこと。先日もお嬢さん2人とロンドンへ行ったそうです(フライトは13時間)。

そのときに、下の4歳の娘さんには、クワイエット・ビジー・バッグという「子ども専用バッグ」を用意していったそう。中身は100均で買った、40個の(でも4000円)、娘さんが興味をもっていそうなグッズ(工作や折り紙、塗り絵などからオモチャまで)をつめ込んで行き、初めて機内であけるそうです。

海外の子育て勢の知恵の賜物、その名も、クワイエット(静かに)・ビジー(忙しい)・バッグ。親子で教会の礼拝に参加する機会が多い国では、礼拝時に子どもへ渡すカバンとして定着しているそうです。

わが家も子どもたちは1人1リュック方式なので、小さなレゴや折り紙、昔はLaQ(ブロック玩具)をファスナーつき保存袋に入れて持っていっていました。機内では子どもが静かに夢中になれるものを、上手く組み合わせて使いたいですね。

Q4:年の離れた兄弟姉妹、旅先はどう選ぶ?

A:目的地とスケジュールを使い分ける

わが家は4学年差の兄弟で、2人の旅の目的も似ているため、こちらも白木夏子さんのお知恵を拝借。「目的地は上の子に合わせて、スケジュールは下の子に合わせる」という旅のスタイルを実践しているそう。

たとえば、イギリス旅も、上の子が『ハリー・ポッター』好きのため、目的地はロンドンに決定。しかし、現地では下の子に合わせて、予定を1日ひとつ、夕方にはホテルに戻るゆったりスケジュールにしたとのこと。さらに、出発するまでに下の子を啓蒙したと笑っていました。

下のお子さんには、事前に映画を観せたりマントや杖を買ってやったりして遊ばせる。すると、「今度行く場所はホグワーツ(ハリー・ポッターに出てくる全寮制の魔法学校)だよ」が浸透していき、気づけば下の子もその旅が楽しみになっているそうです。おもしろい発想ですよね。

●子どもとの旅にはタイムリミットがある

年齢差が大きい場合、興味関心が異なるので、旅先選定に悩むかもしれません。しかし、上の子と一緒に旅ができるのは、あと数年もないかもしれません。だからこそ、「目的地は上の子に合わせて、スケジュールは下の子に合わせる」というバランスは、とても実用的で“うまい”方法だと思います。

発売中の『旅をすればするほど子育ては楽になる』(大和書房刊)では、今回ご紹介した話題のほか、子どもと旅に出る意味や考え方、実際に旅に出たときのスケジュールなど、子連れ旅がさらに楽しくなる情報が盛りだくさん。読んだら家族と旅に出たくなる一冊です。

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