インフレとは、「お金の価値が下がる」こと

インフレとデフレ
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イラストでたとえると、これまで250円だった商品が500円に値上がりしたため、250円では買えなくなります。その商品の価値は上がったけれど、250円の価値は半分に目減りしたことになります。

つまり、インフレになると、お金の価値は下がってしまうのです。

同じことが貯金にもいえます。

貯金額は同じでも、インフレで物価が上がると、その金額で交換できる物やサービスが小さく、少なくなります。たとえば、以前は100万円で買えた物、受けられたサービスが、200万円出さなければ手に入らなくなるのです。

かといって、そのまま貯金していても、低金利の時代に金額はほとんど増えません。インフレ下では、資産を現金、貯金で持っていると目減りしてしまうので、資産形成の選択肢として「投資」が重要となってきます。

●給与の上昇が追いつくまで、今は耐える期間

子育てをする消費者の視点では、物価高のほうを意識しがちです。

なかには「早くインフレが終わって、またデフレになれば物価が安くなるのに」と考えている方がいるかもしれません。

ですが、経済の面では、インフレはむしろ「健康」といえます。

物価の高騰に給料が追いつくまでは苦しい時間が続きますが、ひとたび給料が追いつけば、経済は成長していきます。今はその変わり目の、耐えの時間です。

生活はまだまだ息苦しくても、インフレというのは、しばらく継続するのが通常です。早く賃金アップを伴う、需要ベースのディマンドプル型インフレに移行させたいと政府も考えています。

政府が賃上げをあと押ししたこともあり、やっと大企業を中心に給料もアップしてきました。

大企業から中小企業に、やがて経済全体にインフレの好循環が広がると期待されています。

インフレネイティブの子どもたちの資産形成

いよいよ、日本経済のよいインフレは、これからです。物価が上がり続けても、賃金アップを伴ってくれば、買えるものも増えていきますよね。

このままインフレが継続していく未来の方が、正常に日本経済が成長できるいいことなんです。

インフレが未来まで続くなら、金融教育の必要性はいっそう高まります。子どもが大人になる頃には、物やサービスの値段が今よりずっと高くなり、資産形成の重要性、多様性がますます高まると考えられるからです。

デフレ時代のように「貯金をしていれば大丈夫」という考え方では、守りに集中したつもりが、リスクの方が高くなる可能性だってあります。

安心して日常生活を送るために、まずは親子でお金のセンスを高めておくことが必須ともいえるのではないでしょうか。

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