3:靴は「よく履くもの」から並べ替える

母の靴箱。膝が悪くなってからは歩きやすいものが一軍に
母の靴箱。膝が悪くなってからは歩きやすいものが一軍に
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母の靴箱には10足以上入っていましたが、普段履いているのは各シーズン2〜3足だけ。「最近はこの靴ばかり履くのよ」と聞き、まずは一軍の靴をいちばん取り出しやすい場所へ移動させることに。

一方、何年も履いていないヒールの高い靴は「今は出番が少ないのだね」と確認するだけにとどめました。その場ですぐ処分はしません。

帰省中の片付けでは「もう捨てようよ」と説得するのではなく、今の暮らしに合わせて“使いやすくする”ことを重視して進めました。そうすると親とのケンカが減り、ものの整理がスムーズにいきやすくなりました。

4:帰省中の片付けは、親と話す時間でもある

孫とあんみつを食べる時間

父が亡くなったあとは遺品整理に追われ、ゆっくり片付ける余裕はありませんでした。だからこそ今は、母と写真を見ながら笑ったり、「最近はこの靴ばかり履くのよ」となにげない話で盛り上がったりする時間を大事にしています。

帰省できる期間は限られているからこそ、片付けもコミュニケーションのひとつにしたい。実家の片付けは家をキレイにすることが目的でなく、親の今の暮らし方や考え方を知るきっかけになります。

この夏の帰省では「これ捨てる?」ではなく、「これ覚えてる?」というひと言から始めてみてはいかがでしょうか。