中身のわかる収納家具はあと回しに
すべての画像を見る(全5枚)片付けを本格的に始めてから2年。
粗大ゴミ130kgほどの処分を進めましたが、まだまだ手つかずの大型家具が残っています。しかし、引き出しの大がかりな片付けはストップすることにしたそう。そのうちのひとつが、着物が入った和ダンスです。
「着物には母の思い出もつまっています。無理に説得しようとせず、母が元気なうちはそっとしておくことにしました。その代わりに、家の中で把握できていないものから片付けを進めています」
●中身がまったくわからない収納ボックスも
なかには、何十年もの間、家族のだれも中身を見ていないというものも。
「トタンの衣装ケースやブリキの米びつなど、収納というより実家の景色の一部になってしまっているものもあります。丈夫なのですが、中身がまったく見えず、しかも重くて動かせません」
しかし、長年使っていないからと言って無断で手放すことはできません。そこでぐりーんさんはこれらの中身を出して、半透明のボックスに入れ替えたそうです。
「中身を見える状態にすることで、長い間使っていないな、必要ないかもしれないなと母に気づいてもらえたらと考えています。急かさずに、本人が判断できるようになるのを待っています」
ぐりーんさんがものを手放す判断を両親ゆだねるのには理由があります。
「片付けを続けるなかで、一気にものがなくなると空虚感や寂しさを感じてしまうことに気づきました。そのため、まずは少しずつものを減らし、心地よさを体感してもらうところから進めていきたいです。そのうえで、使っていないものを見える化して、本人が納得して手放せるようにする。段階を踏みながら、時間をかけて平和な片付けを完走したいと思っています」

