洗濯物を取り込んだらたたんで収納。そんな「当たり前」の家事を見直して、ラクになった例を紹介します。教えてくれたのは、小4・年中の2児の母で、フルタイムで働くよしいさん(40代・整理収納アドバイザー1級)。寝る前に時間と心のゆとりが生まれた「ひと工夫」をお届けします。

干している洗濯物
洗濯物は「絶対たたむ」必要がある? 当たり前をやめたらラクになった例を紹介
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洗濯は終わったのに、家事がなぜか終わらない…

私は長い間「洗濯物はたたんで収納するもの」と思っていました。服を取り込んだらたたみ、ワンピース以外はすべて引き出しへしまう。それが当たり前でした。

ただ、フルタイム勤務で子育てをしつつ、服まで片付けるのは無理でした。たたむ時間がろくにとれず、ソファの上に洗濯物の山ができる。翌朝そこから服を取って着る。そして片付かない現状にモヤモヤする…。そう暮らすうちに、「本当に全部たたむ必要があるのかな?」と思うようになったのです。

そこから洗濯のやり方を少しずつ見直しました。

1:干したハンガーのまま収納する

服を取り込む様子

最初にやめたのは「服をたたむこと」でした。取り込んだ洗濯物をリビングでたたみ、それぞれの引き出しにしまっていました。

しかし今は、干していたハンガーをそのままクローゼットへ移すだけです。引き出しがあると「たたんで入れる」工程が生まれるので、引き出しそのものを減らし、たたむ手間を減らしました。

不思議ですが、ハンガーをそろえるとクローゼットがお店の陳列のようにおしゃれに見えてくるのです。扉をあけるたびに気分が上がり、「今ある服を大事にしよう」と思えるようになりました。

2:干すエリアを家族別に分ける

愛用している無印良品のハンガーと、MAWA(マワ)ハンガー。写真左から、スカート用・パンツ用・トップス用
スカート用とパンツ用にはMAWAハンガー、トップス用には無印良品のハンガーを愛用

洗濯で意外と時間がかかっていたのが、家族ごとの衣類仕分けです。以前は取り込んだあと「だれの服だ?」と考えながら分けていました。

ですが今は、干す時点で家族別にエリアを分けているので、乾いたらそのままクローゼットへ運ぶだけ。子どもたちにも「持っていって」と渡せば、手伝ってもらいやすいです。

たたむ時間だけでなく、仕分ける時間も減ったことで、洗濯がグッとラクになりました。

●服の量は「ハンガーでかけられる分」だけに見直す

クローゼットの服

ハンガー収納を続けるためには、服の枚数を見直すことも必要でした。約10年前までは服が多かったため、強引に収納しようと引き出しに押し込んでいました。しかし量が多いと、出すのもしまうのも大変。

そこでよく着る服を中心に見直すことに。「スタメンの服はハンガーにかけられる量」だけと決めて調整しました。服の量が減ると、洗濯だけでなく衣替えや服選びもラク。毎日の家事負担やプチストレスも減りました。