実家の片付けは思った以上に大変。ものを捨てるのが苦手だった整理収納アドバイザーのよしいさん(40代・2児の母)は、仕事や育児をしながらお父様の遺品整理をしたことで「片付け方」を工夫し始めたそう。書類や写真など、「いざというときに家族が困らない」ものの整え方を紹介します。

書類を整理するよしいさん
いざというとき、家族が困らない「ものの整理」術を紹介
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1:重要書類は「どこになにがあるか」見やすくする

書類を整理する様子

父が亡くなったあと、悲しむ暇もなく始まったのが大量の手続きでした。役所、銀行、保険…。仕事や育児をしながら手続きに追われる日々は、想像以上に大変でした。

そんななかで救われたのが、父が終末期に重要書類を1か所にまとめて保管場所も教えてくれていたこと。「ここを見ればわかる」状態のおかげで、手続きしやすかったように思います。

●カテゴリごとの保管&ファイルにはラベルリング

プリントを分類

その経験から私自身も書類管理を見直しました。今は、

・通帳や印鑑、クレジットカード
・保険関係や契約書

など、カテゴリごとに保管場所を決めています。さらに最近は、ネットバンキングやネット証券口座、スマホ関連、サブスクリプションなどのログイン情報も家族だけにわかるよう‪メモに残しておくようになりました。

そして、書類が「どこにあるか」を家族と共有するのも欠かせません。ファイルにラベルをはって中身をわかるようにしておくと「私に万が一があっても夫が迷わない」という安心感につながりました。

2:古い書類は思いきって手放す

古い書類は処分
残すことよりも「家族が書類を使うときに迷わない」ことを優先

ただ、父はものをなんでもとっておくタイプでした。書斎からは30冊以上の書類ファイルが出てきて、中から親族への遺言書の最新版と下書きが混ざっていたことも。本人は大事だから残したつもりでも、どれが本当に使うものか初見の私には判断が難しかったのです。

●手元には「最新版」だけ置いておく

その思い出から、今の私は「最新版だけ残す」と決めています。旧版の契約書は「念のため」と思わず、新しいものに入れ替えます。

また、使うかもと迷った書類は、スマホで撮影したり、データで残したりすると気がラクになりました。