必要なものだけを厳選し、使いやすい台所に整えた事例をご紹介。夫婦2人暮らしで、禅の考え方を取り入れた生活の発信や、シンプル暮らしについての著書もあるminiさん(40代)のケースです。ここではminiさんが実践している、ムダや手間を手放し、心にも余裕が生まれたキッチンの工夫を教えてもらいます。

女性が台所の壁を拭く様子
禅の教えを取り入れた、心と暮らしが整うキッチンの工夫をご紹介
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「たす」から「引く」へ。禅の考えで心に余裕が生まれた

ベランダに置かれた観葉植物

ものがあふれた台所から、必要なものだけを厳選した台所へ。miniさんの暮らしを変えたのは、「禅」との出合いでした。

「禅の考えって、すごく合理的なんです。“不要なものを省いて効率よく生きる”という考えがしっくりきて、『自分にとって不要なものって?』と、考えてみたんです」(miniさん・以下同)

自分と向き合い、見えてきたのは“今の自分が大切にしたいもの”。「それ以外を手放したら、視界に余白が生まれて、心もすっきり整ったんです。『ものがなくてもどうにかなる』と自分を信頼できるようになりました。そんな大らかな心を育むことができたのも、ものと向き合ったおかげだと思っています」

ものに愛着はもっても、執着はしない

さまざまなかたちの器と箸

愛でる気持ちはもちつつ、手放せないものはないというminiさん。「道具そのものより、それを使って家族を元気にするなど“生み出されるもの”に目を向けたいと思っています」

●高級なものはあえて買わない

ものに振り回されないためには、買うときに線引きをすることも。「高価なものは執着につながることが多いので、器は割れても諦めがつく価格のものを選んでいます」