3:“ばらまき”用のお土産を買うのをやめた

初めて行ったパリ旅行では、

「もう一生来られないかもしれない。だから、今ここで買わなきゃ」

「せっかくだから、いつもお世話になっているあの人にも、お土産を届けたい」

「あの人にあげるのなら、この人にも…」

といって、どんどんと買い込んでいたら、すごい量になりました。

私なりに、「おいしそうなもの」「かわいいと思うもの」を考えて購入していますが、相手にとって、もらってうれしいとは限らないんですよね。だからと言って、ひとりひとりの好みを聞いて探していたら、とんでもなく時間を奪われてしまいます。

しかも、「お礼に」と言ってお返しを用意してくれる友人もいました。これには、こちらが恐縮してしまいました。

なので、去年は、留守中に犬の世話をしてくれた家族だけにしか、お土産は買いませんでした。

お土産を配るというのは、その昔、海外旅行が珍しかった時代のならわしだと思うんです。せっかく、現地で時間をかけて選んで買ったものを、近所のスーパーで見つけてしまったときのショックといったら、本当に「ガクっ」ときます。

なので、「せっかくだから」という気持ちは封印して、「これは!」と思うものを選んで買うようになりました。

旅の荷物はとにかく「最小限」に限ります。もしたりなければ、現地調達するくらいの気楽さがいいです。なにも買わないつもりで行ったら、買うときには慎重になります。

少したりないくらいが、ちょうどいいのかもしれません。