手放したもの2:子どもの季節のお飾り
すべての画像を見る(全6枚)こいのぼり、ひな人形は、子どもたちが成長するにつれ出さなくなっていましたが、両親が孫のためにと買ってくれたものだったし、私自身も子どもたちとの思い出がつまっていたため、処分できずにいました。
でも、娘の結婚が決まったときに、「これは私が元気なうちに決めておかないと」と決意しました。写真に残し、子どもにも相談しながら、供養に出したり自治体に寄付したり。それを終えたときは、親としての役割をまたひとつ手放せたかもしれないと思えました。
手放したもの3:大量の写真
古いアルバムや、バラの紙焼き写真は、9000枚近くありました。すでにデジタルの写真がその何倍もあるので、これ以上増えても全部を見ることはないし、紙の写真はどんどん劣化していくばかりなので、50代の終わりに思いきって整理しました。
約9000枚から1000枚程度にまで残す写真を絞り、そのデータ化を業者に依頼し、1枚のDVDに入れてもらいました。ここまで本当にしんどかったですが、今はそれらの写真をサッと見られるようになり喜んでいます。
ちなみに、私がデータ化する写真を選ぶときに見ていたポイントは、以下のとおりです。
・似たような写真が数枚あるなら、とっておきの1枚を
・自分や家族がはっきり写っているもの
・家族と見たとき、笑顔になれるもの、そのときの感動を思い出せるもの
・動きがあってイキイキしているもの
思い出の品の整理には、気力や体力だけでなく時間も必要でしたが、終えたあとは心のなかに余白が生まれているのを感じホッとしました。手放したものも残したものも、すべてが今の自分を大切にするための選択だったと思えたのです。
50代の10年間の積み重ねが、62歳の今の穏やかな暮らしにつながっていると感じます。これからも身体や気持ちの変化に合わせて、その都度見直していくつもりです。


