アレンジの幅が楽しめる「ロヒケイット」

ロヒイケット
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2つ目に紹介したいのは、フィンランドのソウルフードともいえる「lohikeitto(ロヒケイ
ット)」、サーモンスープです。サーモン、ジャガイモ、ニンジンなどを入れたクリーミーなスープに、フレッシュなディルをたっぷりかけたほっとする味わいのスープです。フィンランドでは定番の万能ハーブ、ディルは追いディルをするぐらいがちょうどいいです。

私は家でこのロヒケイットをよくつくりますが、店で食べると店ごとのこだわりが異なるのがおもしろいところです。加工なしの生サーモンを使ったり、スモークしたものを入れたり、新ジャガを使ったり、最後の仕上げに目の前でスープをかけてくれるパフォーマンスをしてくれるお店もあります。

サーモンスープのつけ合わせとしてはライ麦パンが人気です。100%ライ麦のサワード
ウブレッドですが、数年前に行われたフィンランドの国民食を決めるアンケート調査では、ライ麦パンがダントツトップになりました。老若男女に愛されている存在です(※)。

※ フィンランド食文化振興財団ELO、フィンランド農林業生産者連盟MTK、農林省と共同で行った全国食品投票(2017発表)

これは、海外に住んでいるフィンランド人あるあるなのですが、ヘルシンキ空港でこのライ麦パンを大量に買って冷凍保存しておいて、1枚1枚大切に食べます。少しだけトーストしてバターを塗れば、最高に幸せな味がします。日本人に人気なのは、シロップが入っているほんのり甘くてしっとりしている黒パン「saaristolaisleipä(サーリストライスレイパ)」。

以前、日本のテレビ番組に出演した際に、撮影スタッフがフィンランドで仕事に行ったとき大量のサーリストライスレイパをお土産にしたと聞きました。

フィンランドは、エンジニア大国でものづくりは得意ですが、積極的に自国の文化の発信することには少し苦手意識があるのか、フィンランドの食文化は日本ではあまり広まっていないのが現状です。

しかし、味つけなど日本人好みのものも多いので、ポテンシャルはあるのではないかと思っています。

フィンランド発 幸せが見つかるライフスタイル』では、今回ご紹介した代表的なフィンランド料理のほか、インテリアや手土産など、フィンランドならではの文化を紹介。日々を心地よく幸せに暮らす、フィンランドの暮らし方や考え方がつまった1冊です。

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