50代になると、将来について考える機会が増えてきます。若い頃の漠然としたものではなく、より具体的で現実味のある悩みへと変わっていく人も多いのではないでしょうか。すべてをなくすことは難しくても、備えることで気持ちはぐっとラクになります。今回は、片づけのプロでありファイナンシャルプランナーでもある下村志保美さんに、「50代のうちに解消しておきたい不安」を3つ教えてもらいました。

50代で整えておきたい「不安の種」を紹介します
50代で整えておきたい「不安の種」を紹介します
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1:ぼんやりと脳内にある「お金の不安」を減らす

老後資金、物価の上昇、親のこと…。「なんとなく不安」の正体は、よくわからないことが多いです。まずは、現状を知ることから始めましょう。

・毎月いくら使っているのか

・固定費はいくらか

・この暮らしを続けるにはどれくらい必要か

日本FP協会のサイトを調べてみると、自分で家計を見直し、今後の計画を立てやすくなる便利なツールが多く公開されています。難しい計算をしなくても、数字を整理するだけで見とおしが立ちやすくなります。全部を自分の力でやろうと思わずに、便利なものを活用してみるのもおすすめです。

あわせて見直したいのは、保険やサブスク。なんとなく続けている保険契約や、使っていない動画配信サービスなどはありませんか。

月々の小さな出費でも、積み重なると大きな金額になります。

「減らせるものを減らす」。それだけでも、不安は確実に軽くなっていきます。

2:未来のために、家族と「健康診断」の共有を

体の変化を感じやすい50代。健康診断は、病気の早期発見のためだけではありません。自分の体の状態を「知っておく」ことが安心につながります。

血圧や体重、血液検査の数値。去年と比べて確認するだけでも、小さな変化に気づきやすくなります。

また、健康診断の結果を家族と共有しておくことも大切です。どんな薬を飲んでいるのか。かかりつけ医はどこか。もしものときに、家族が困らないようにしておくことは、思いやりでもあります。

だからこそ、定期的な健診は自分への投資。

・年に一度の健診をきちんと受ける

・結果をファイルにまとめ、家族にも場所を伝えておく

・睡眠を削らない

・少し歩く距離を増やす

特別なことではなく、「今の自分を知る習慣」。それが、将来への安心につながります。