掃除、片付けは「自然にできるシステム」がいちばん
すべての画像を見る(全3枚)ここ最近、朝早くから取材に出かける日が続き、掃除をサボっていました。こうなると、だんだん部屋が荒れてきます。中身を入れっぱなしのまま床に転がっているバッグ、机の上に置きっぱなしの請求書や支払い通知書、DM、読みかけの本。そんなあれこれが散らばって、気持ちまでがどよ~んとよどんでしまいます。
やっと一週間ぶりに掃除を再開。バケツに水を張って、ハッカ油を数滴垂らし、マイクロファイバークロスをぎゅっと絞って家じゅうのふき掃除をします。まずは洗面所とキッチンの床から。ここはいちばん汚れるところなので、四つんばいになってふきます。
それが終わると、今度はキッチンワゴンの上、ゴミ箱のフタ、食卓、リビングのチェスト、そして書斎のデスク、玄関のゲタ箱の上と、あちこちをササ~ッとふいて回ります。全部回っても20分もかかりません。それでも、家じゅうを水ぶきすると、空気までがみずみずしくなったようで、気持ちがいいこと!
ふき掃除のいいところは、ふく前に必ず出しっぱなしのものを元の場所に戻す、ということ。バッグの中から財布や化粧ポーチを取り出し、食卓のそばにつくってある「バッグの中身ボックス」にポイ! バッグは押し入れの中につるしたバッグホルダーへ。郵便物は仕分けして、なくしたらいけない支払い通知書は、専用のクリアファイルへ。不要なDMはその場で破って捨てます。
掃除や片付けは、強い意志がなくても「自然にできちゃうシステム」をつくることがなにより大事。そのためには、2つの動作をセットにすることが有効です。掃除をするついでに、ものを元の場所に戻す…という具合です。
若い頃は、「きちんとやる」「ちゃんとやる」ことが正解だと思っていたけれど、なにとなにを組み合わせたら片目をつぶってでもできちゃうのか? とその「仕組み」を自分で組み立てることが大事なのだとやっとわかってきました。暮らしのおもしろさとは、掃除や料理、仕事など、場面に合わせた仕組みづくりそのものなのだなあと思います。すっきりと心地よい部屋をつくったり、能率よく仕事をこなしたり。その第一歩は、自分を過大評価せず、正直に向き合うことから始まるのかもしれません。

