忙しく、体力がなくなってくる50代は、毎日の食事の支度も大変です。とくに手間なのが「洗い物」。調理で使う包丁にまな板、フライパンやお皿をたくさん洗うので、完成まででひと苦労です。そこで「洗い物がみるみる減る」身近なアイデアを4つ紹介。栄養士として働いた経験をもつブロガ―・本多めぐさん(50代)にお聞きしました。
すべての画像を見る(全4枚)地味だけれど大変な「洗い物」
お料理は単純に食材を切って加熱して…という調理作業はそこまで苦ではなく、じつは洗い物が負担の2〜3割を占めている気がしています。そして地味ながら結構大変な作業量なのです。
ズボラな私としては、なるべく面倒な洗い物を減らしたい。そこで、料理をラクにする第一歩となる「洗い物を減らすコツ」をご紹介します。食材選び、下処理、調理、盛りつけ。それぞれの工程に分けて説明します。
1:「扱いやすいor下処理ずみ」の食材を使う
食材選びの時点で「下処理に手間のかかるもの」を避けることで、洗い物を減らせます。まずは野菜類。泥を落としたり、農薬がかかっている外側をしっかり洗ったりしますよね。この下準備が結構面倒なので、わが家では冷凍野菜、水煮野菜、カット野菜を買っています。
また、洗うのが比較的ラクな野菜もあります。モヤシを筆頭に、トマトやキュウリ、ナスなどは汚れがほとんどつかないので、サッと洗えばOK。白菜や大根、ニンジンもスーパーの野菜はきれいに洗ってあるので比較的ラクです。
2:キッチンバサミやポリ袋、トレイを活かす
次に肉や魚です。これらの下処理は食中毒の危険もあるため気を配りますし、触るとベタベタ、においもあります。なるべく触りたくない…と思ってしまいます。
ですので、お肉ならひき肉・薄切り肉などカットずみのものを選びます。お魚であれば切り身や、加工されたツナ缶、サバ缶、鮭フレークなどを活用。これでまな板や包丁が不要になります。
かたまりの肉を買ったときは、まな板を使わず、そのままキッチンバサミで切って洗う手間を減らしています。また、ひき肉を混ぜたり、生肉を調味料に漬ける場合はポリ袋に入れています。使い捨てにするとボウルと手を汚さずにすみますし、混ぜたり粉を振ったりするのもラクですよ。
※ フライパンの上で食材を切る場合は、テフロン加工に傷が入らないようご注意ください
3:油の少ないメニューからつくる
フライパンや鍋など大きなものを洗うのは面倒ですよね。でもじつは、ゆでる・煮るなどの油を使わない調理ならそこまで大変ではありません。洗うのが大変なのは、脂身の多い肉を炒めたり、カレーをつくったりと、油を使う料理のあと。
ですので、つくる順番をあらかじめ考えるのがおすすめ。油の少ない料理を先にし、最後に炒め物などをすると洗い物を最低限にできますよ。
そもそもの話になりますが、脂っぽいメニューからあっさり和食メニューにするのも手。たとえばカレーライスに使うような具材なら、和食の豚汁や筑前煮をつくるほうが片付けがラクだと思っています。
●ホイル焼きで油が出るのも抑える
そのほかはホイル焼きも愛用。鮭やタラなどの魚や、シーフード、鶏肉などはアルミホイルで包んで焼けば、あと片付けを大幅時短できます。私はチーズ&ミニトマトもよく入れ、蒸し焼きにしています。


