「フライパンがあっという間にダメになってしまう…」。そんな悩みを抱えている方は、よかれと思って続けている日々の使い方が、フライパンの寿命を縮めているかもしれません。ESSEonlineの便利グッズ担当・もちづきが日用品のモヤモヤの解消法を調べるこのコーナーでは、今回、フライパンを製造するパール金属に直撃!「フライパンのNGな使い方」を伺いました。
すべての画像を見る(全3枚)1:金属ヘラを立てて使う
いまや市販のフライパンの多くは金属製の調理器具に対応しています。なかには「金属ヘラOK」と表示されているフライパンも。しかし、使い方には注意が必要です。
「金属ヘラが使える製品は私どものものも含めて多くありますが、それはヘラが面で当たる使い方を前提にしています。角を立てて点で当ててしまうと、フッ素樹脂のコーティングがはがれてしまい、寿命を縮めてしまいます」(パール金属株式会社・営業本部企画開発室 小柳隆章さん、以下同)
とくにチャーハンなどをつくるとき、やってしまいがちな使い方があるのだそう。
「ヘラでお米を切るように混ぜる方は、無意識のうちにフライパンを傷つけています。これは包丁の刃を当てるようなもので、“金属ヘラOK”を書かれていても、やってはいけない使い方ですね」
2:洗浄の際にこする
フライパンに汚れがこびりついていると、つい金属タワシでゴシゴシこすりたくなりますが、これもNG行為。
「汚れだけでなく、フッ素樹脂そのものを削ってしまうことになります。食器用スポンジの固い面でこすったり、研磨剤入りのスポンジを使ったりすることも同様です」
フッ素樹脂はあくまで“樹脂”。硬い素材ではありません。
「私たちが開発しているフライパン専用スポンジにも、研磨剤は入れていません。研磨剤は確実に表面を傷つけ、結果的に寿命を縮めてしまいます」

