共働きの強みを活かす「理想の貯金術」
すべての画像を見る(全4枚)とはいえ、共働きの大きなメリットは「2馬力で収入が入ってくる」ということ。その強みを活かした理想的なお金の貯め方について、塚越さんに聞いてみると、「まずは“大きな目標額”を設定しましょう」という回答が。
「それぞれがなんとなく貯めている状態だと、貯金の先のゴールの金額が見えなくなりがち。将来的に必要になる子どもの教育費用や、2人で老後を暮らすお金など、家族にかかるお金のゴールについて、出費の時期と具体的な金額を設定したら、そこから逆算して、「今、どれくらい貯めたらいいか」を割りだし、それを2人で見えるところに出し合うのが理想的です」
夫婦のトラブル回避のコツは「自分からの情報開示」
また、パートナーにお金の話をきり出すとき、意図せぬトラブルを避けるために、「必ずやった方がよいことがある」と塚越さんは語ります。
「お金の話題はどうしても神経質になりがちなので、自分から先に情報を開示するようにしてください。『私はこういう状態で、これくらい貯金できるんだけど、あなたはどう?』と、まず自分のリアルな状況を見せるのがポイント」
その上で、お互いが確認できる共通の口座をつくり、夫婦で協力してお金を入れていくのがオススメ。
「そうすれば、大きな出費でも『どっちが出す?』ともめることもなく、ふたりで貯めたお金から気持ちよく出せるようになります」
夫婦のお金の話は、つい感情的になったり、きり出しにくかったりするもの。
しかし、塚越さんが教えてくれたように、「見える化」と「共通のゴール設定」、そして「自分からの情報開示」を心がければ、きっとうまくいくはずです。
将来の安心のためにも、まずは自分のお金の流れを把握することから始めてみませんか?
※ この記事は2025年8月にvoicyチャンネル「明日のわたし研究所 by ESSE」で放送した内容を再編集して記事化しています
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