年齢を重ねると、目元の筋肉がたるんでハリがなくなったり、まつ毛の本数が減ったり細くなったりで、目力は弱まりがち。そこで、やりすぎ感がないのにあか抜けて見えるメイクに定評がある、メイクアップアーティストの松岡奈央子さんに、ナチュラルなのに効果的なアイラインの描き方を教えていただきました。
すべての画像を見る(全7枚)お悩み:目元印象を強めたいけれど、アイラインはハードルが高い…
「目をはっきりと大きく見せたい」「印象的に若々しく見せたい」、そう考えたときにまず思い浮かぶのが、目の輪郭を強調するアイライン。けれど、「どのくらいの太さで、どこまでラインを描けばいいのかわらない」という人も多いよう。
ESSE読者の久世よう子さん(46歳)も、「アイラインを入れたい気持ちはあって、何度かチャレンジしたのですが、目が大きくなったようには感じなくて…」と挫折したそう。
これで解決:ラインは引かず、まつ毛とまつ毛の間を埋めるだけ!
「アイ“ライン”というものの、“ラインを引く”のではなく、“まつ毛とまつ毛の間を埋めて、目の際にラインが引かれたように見せる”ことが大人のアイメイクの基本」と松岡さん。目尻から外へとハネさせたりしなくてOKなのだそう。
「大人のアイラインはまつ毛とまつ毛の間を埋めるだけでいいんです。目の輪郭に沿ったラインが完成し、アイラインを入れていないようなのに目元にしっかり陰影がついて、目が大きく見え、垢抜けた印象的になります」(松岡さん)
<使ったのはコレ!>パール入りでツヤやか!ブラウンのジェルアイライナー
・セザンヌ ジェルアイライナー 30 ブラウン ¥550(セザンヌ化粧品)
「目の輪郭を強調するならブラック、と思うかもしれませんが、ナチュラルに仕上げたいならブラウンを選んで。目元に陰影をつけながらもヌケ感があり、今っぽさが出せます。パール入りだとツヤ感が出るので、より軽やかでやわらかな印象になります」(松岡さん)。
密着度が高く落ちにくい、ジェルタイプが松岡さんのおすすめ。ペンシルタイプのジェルライナーなら、ブラシに取って描くものよりハミ出したりムラになったりの失敗が少ないそう。



