「夕方になるとお腹がすいて、お菓子に手が伸びちゃう」「仕事から帰ってからごはんをつくる気力がない…」そんなときこそ、つくりおきが力になってくれます。今回は、ダイエットカウンセラー・食生活アドバイザー、そして体質別ダイエット診断士をもつおにゃさんに、つくりおきがダイエットにもたらすメリットと、「ピーマンの肉づめ」レシピを教えてもらいました。

つくりおきの「ピーマンの肉詰め」レシピを紹介します
つくりおきの「ピーマンの肉づめ」レシピを紹介します
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つくりおきが間食防止につながる理由

間食が増えてしまうのは、「早くおなかを満たしたい」という気持ちがあるから。空腹状態で冷蔵庫をあけたとき、すぐ食べられるものがパンやお菓子しかなかったら…絶対食べちゃいますよね? 昔の私は、常に食パンをストックしていたので、小腹が減ったらいつもマーガリンとジャムをダブルで塗った食パンを食べていました。

でもつくりおきおかずがあったら、話は変わってきます! 「レンジで温めるだけ」あるいは「そのまま食べられる」おかずがあれば、自然と選択肢が広がるんです。

ダイエットって、ひとつひとつの選択の積み重ねなんですよね。つくりおきは、ダイエット中の強い相棒みたいなもの。

とくに冬は外に出る時間が短くなり、活動量が落ちやすい季節。夕方に軽いエネルギーぎれを感じておなかがすきやすいという声をよく聞きます。

帰宅後の「とりあえずなにか食べたい!」という気持ちに、栄養のあるおかずで応えられることが健康的な食生活を続けるカギになります。

つくりおきで注意するポイント

つくりおきは便利ですが、保存期間の目安は「冷蔵3日以内」にしています。

ひとつは衛生面のリスクを避けるため。冬でも室内は暖房で暖かいので、肉や魚を使ったおかずは、早めに食べきるのが安心です。

もうひとつは、味や食感が落ちる前においしく食べきれること。「おいしい」と思えるうちに食べきると、またつくろうという気持ちになります。逆に「つくりすぎて飽きた」「味が落ちた…」という経験は、つくりおき習慣そのものが続かなくなる原因に。

つくる日、食べる日をざっくり決めておくと、冷蔵庫の中が停滞せず、ムダなく続けられます。週末に2〜3品つくって平日に食べきる、というサイクルが回せるようになると、心にも余裕が生まれるのを感じます。