ダイエット中に意識すべき味つけのコツ3つ

ダイエット中は「薄味にしなきゃ」と思い込みがちですが、味が単調だと飽きやすくて続きません。ここで大事なのが「メリハリ」!

ダイエット中の料理で意識したい、味つけのポイントは3つです。

1:だし、しょうゆ、みりん、酒といった家庭の定番調味料を組み合わせること

2:野菜の甘味とうま味を生かす加熱方法を工夫すること

3:少量の油でコクを補うこと

これらを意識するだけで、しっかり満足できる味になります。

今回ご紹介するピーマンの肉づめは、まさにその好例。だしのうま味が全体をまとめて、しょうゆベースの甘辛味がしみ込みやすいから、冷めてもおいしくてお弁当にもぴったりです。

それから香味野菜や香辛料を少し加えるだけでも、風味が立って新鮮な気持ちで食べられます。ショウガ、ニンニク、ユズコショウ、七味唐辛子といった体を温める食材は、冬にこそおすすめです。

「ピーマンの肉づめ」が食べやせ向きな理由

ピーマンの肉詰め
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ピーマンは、ビタミンCがたっぷり。肉づめにすると、子どもから大人まで万人受けします。肉のタンパク質と野菜を一緒に摂れるから、主菜としてバランスがいいんです。形崩れしにくくて、お弁当に入れても食べやすいので子どもも大喜び。夕飯にもつくりおきに大活躍です。

味がしっかりなじむ翌日はさらにおいしくなるので、つくりおきに最適。忙しい日ほど、冷蔵庫にこういうおかずがあると本当に助かります。

「なにかつくらなきゃ」というプレッシャーから解放されて、ちゃんと食べることができる。それだけで、心も体も随分ラクになりますよ。

●ピーマンの肉づめ

【材料(2人分)】

  • ピーマン 5個
  • 小麦粉 少々
  • サラダ油 少々
  • 肉だね[ひき肉(お好みのもの)200g 塩コショウ各少々 卵1個 タマネギ 1/4個]
  • タレ[しょうゆ大さじ1と1/2 みりん大さじ2 酒大さじ2 だしの素小さじ1 水150mL]

●つくり方

ボウルに入れてよく混ぜる

(1) ピーマンは縦半分に切り、タネとワタを取る。タマネギはみじん切りにする。肉だねの材料をボウルに入れてよく混ぜる。

肉をピーマンにつめる

(2) ポリ袋に小麦粉とピーマンを入れてふり、ピーマンを取り出す。ピーマンに肉だねをつめる。

蒸し焼きにしている様子

(3) フライパンにサラダ油をひき、(2)をひき肉の面を下にして入れ、焼き色がつくまで焼く。ひっくり返さずにタレを入れて混ぜ、フタをして弱めの中火で6分蒸し焼きにする。

※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう