連日の仕事で忙しく過ごしていると、夫婦のコミュニケーションも減りやすいもの。そこで、夫婦ふたりの生活で意識的に「増やしてよかったこと」を紹介します。元祖節約主婦として知られ、カウンセラーとしても活躍している若松美穂さん(50代)にお聞きしました。
すべての画像を見る(全6枚)あえて夫婦の時間を設けるようになった
定年退職のゴールがうっすらと見え始め、仕事の卒業を意識するようになった50代前半。「今できることを、精いっぱいさせていただこう!」が、私たち夫婦の合言葉です。普段はそろって仕事に没頭。子どもが巣立った寂しさを感じる間もなく、忙しく過ごしています。
とくに平日は時間がないため、食卓を囲むことも少ないのです。そこで、ともに過ごせる日はあえて夫婦の時間を設けるようになりました。
一緒につくりながら食べるメニューを増やす
夫はとにかく食べるのが早いのです。一度食べ始めたら、15分後には完食しています。会話の機会やゆったり過ごす時間を設けるため、一緒につくりながら食べられる献立を増やしています。
わが家の定番メニューは、卓上焼肉やタコス。そのために吸煙グリルを購入したほどです。お互い「食」に興味があるので、目の前に料理が並べば会話のタネにはこと欠きません。
「今日は焼肉の薬味に工夫をしたよ。料理番組で観かけておいしそうだったから」と夫。
「へ~、なんの番組?」と会話が続きます。タコスの日は「いつも入れないエビがあるのがいいね」「パクチーも意外と合うんだね」といったように、自然と盛りあがります。
ちなみに、夫が愛してやまないお好み焼きだけは別ケース。テーブル周辺が油で汚れて片付けも面倒なので、外で食べることにしています。
映画や恋愛リアリティ番組をふたりで観る
互いに仕事中心の生活を送っていると、なかなか言えないこともありますし、話題のタネも増えていきません。そこでありがたいのは、娘たちからの情報です。
映画や配信サービスの番組など、娘たちがおもしろかった・話題になっていると言ったものは、ふたりで一緒に楽しむようにしています。今流行りの若者の恋愛リアリティーショーも、初々しくて楽しいものです。
ただ観るだけではなく、思わず口をついて出るつぶやきで、お互いの価値観やしてほしい・してほしくないことを把握できて、今の私たちにはプラスになっている気がします。自分のことではなく、他人のことだと話しやすいというのもあるのかもしれません。
なにより、娘たちとの共通の話題が増えて、家族のグループチャットでのやりとりもよく動くようになりました。



