若々しい人と老けた人の見た目を分けるのが「姿勢」。今回は、芸能人も通う姿勢トレーナーのKAORUさんに、「老けない姿勢」づくりにつながる4つの足裏ほぐしを伝授してもらいました。足裏をほぐすことでアーチが復活し、美姿勢の土台ができますよ。

立ったまま後ろで手を組んで、右足裏でテニスボールを転がす女性
美しい姿勢の土台づくりとなる足裏ほぐしとは?
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偏平足が改善する「足裏リリース」

裸足の足裏

基本の足裏ほぐし。ここをほぐすと偏平足が改善。体の重心が本来の位置に導かれ、骨盤が整うなどのメリットも。

●足裏リリース<左右10往復ずつ>

足の親指でボールをつかむようにテニスボールを転がしている

(1)親指でボールをつかむようにし、指の骨に沿わせるようにして、テニスボールを転がす。

開いた足指を床につけて、かかとがボールに乗っている様子

(2)ひざを曲げて体重をかけながら重心を移動。かかとまでボールを転がしたら足指を開いて床につける。

「足指握手回し」で柔軟性アップ

足指と手指で握手することで、靴で縮こまってしまった足指を広げます。さらに足首を回して、柔軟性もアップ!

●足指握手回し<左右2~3回ずつ>

足指の間に手指を入れて、ギュッと握っている

(1) 足指の間に手指を入れて、ギュッと握る。手指の根元から入れて、しっかり足指を開いて。

足指の間に手指を入れてギュッと握り、反対の手でかかとを固定している

(2) 反対の手でかかとを固定。握手した手で足指を引っぱりながら、足首を内と外、5周ずつ回す。

「足指アップ&ダウン」で安定した姿勢をキープ!

足の親指とそれ以外の指を交互にアップダウン。アーチを支える筋肉がほぐれ、安定した姿勢を維持しやすくなります。

●足指アップ&ダウン<左右5回ずつ>

床に立ったまま親指だけ上にあげている両足

(1) 足幅をこぶし1個分開いて立つ。ひざが内側に入らないように注意して、親指だけを上げる。

床に立ったまま親指以外の4本の指を上げている両足

(2) 親指を下ろして、ほか4本の指を上げる。足指のつけ根は床から離さないで。