年末のお休みに旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。でも「旅行は楽しみだけど準備がおっくう…」という声もよく耳にします。そこで今回は、ライフオーガナイザーの下村志保美さんに、透明のジッパー袋を活用することで、旅行の準備から帰宅後の片づけまでの一連の流れがラクになる方法を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)旅行がもっと楽しくなる、透明ジッパー袋の意外な使い方3つ
旅行の計画を立てているときはあんなにワクワクしていたのに、いざ出発が近づくと「準備、面倒だな…」と感じることはありませんか?
気づけば前日にバタバタと荷造りして、慌てて家を飛び出す…。そんな経験がある人も多いはず。
じつは、旅行準備は“片づけ”と同じ考え方ができます。ちょっとした仕組みをつくっておくだけで、ぐんとラクになるんです。
おすすめは、どの家庭にもあるジッパーつきの透明な袋。今回は、その便利な使い方を2つご紹介します。
1:パスポートを人別に入れて、取り間違いを防止
海外旅行の必需品・パスポート。全員同じ表紙なので、家を出るときあわてていて、うっかり家族のものを持って行ってしまう…なんて失敗も。
透明のジッパーつき袋に人別に分けて入れて名前を大きく書いておけば、ひと目でだれのものかすぐに確認できます。袋ごと手渡せるので管理も簡単。出入国カードや搭乗券など細かい書類も一緒に入れておけば、手続きのときに探す手間がなくなります。
また、間違いを防ぐために、過去のパスポートは「過去パスポート袋」として、まとめて保管しておくのもおすすめです。
海外の入国スタンプが並んだページは、アルバム代わりにもなり、思い出として見返すのも楽しいものです。
2:薬やサプリを小分けして、「あれどこいった?」を解消
旅行中は体調管理が大切。薬やサプリは、1日分ずつジッパーつき袋に分けておくと、必要なときにすぐ取り出せます。
現地で体調を崩したときに薬を探す手間がなく、安心して過ごせます。
この工夫は、旅行だけでなく、日常の外出や仕事バッグにも便利。私は普段から小分けした常備薬を持ち歩いています。
頭痛がする、目が乾いた…というときにも、すぐに使えて便利です。1回2錠の鎮痛剤はあらかじめ2錠に切り分けておくと「何錠だっけ?」の迷いもありません。
※海外旅行に薬を持ち込むには、成分名がわかるようパッケージのまま持ち込むのがおすすめです。また、渡航先の国によっては、成分名がわかる書類(医師の診断書など)を用意する必要があります




