1:シャンプー・洗剤・ボトル類
すべての画像を見る(全7枚)次は、現地で十分だったもの。
「あるかな?」「自分に合うかな?」と出発前に不安になりがちな生活用品たちは、実際に現地へ行ってみると、どの国でも様々な種類がそろっていることがわかります。
とくに、ないと思っていたウェットティッシュも、赤ちゃん用ならどのスーパーにもあり、手ふきや掃除用としても十分活用できます。
また、つめ替えボトルやジッパーつきのビニール袋も、雑貨店やドラッグストアに豊富に並び、現地ならではのユニークなデザインもあったりしますよ。
2:常備薬以外の日用品
「肌に合わなかったらどうしよう」と心配になりがちな日用品も、じつはほとんど現地で問題なくそろいます。
今はどの国でも、オーガニック製品や敏感肌向けのアイテムが充実し、私も実際に試してみて、「これで十分」「むしろ、こっちが好きかも」と思えた商品がたくさんありました。
最初の数日分だけ日本から持参し、あとは現地のスーパーや薬局をのぞくことを、“楽しみ”のひとつにするのも、おすすめです。
知らなかったブランドや新しい使い心地に出合えるのも、旅ならではの醍醐味(だいごみ)かもしれません。
3:ドライヤー・ヘアスタイリング器具
海外では電圧やプラグの違いがあるため、日本のドライヤーを無理に使うよりも、現地調達の方が安全で快適な場合もあります。
ドライヤーはもちろん、ストレートアイロンやカール用なども、量販店で十分にそろいます。特別なこだわりがなければ、日常使いにはまったく問題ありません。
私も実際に現地で買って、「あ、これで十分!」と拍子抜けしたほど。長期滞在の場合は、コンセントにそのまま差せる安心感も、思った以上にストレスフリーです。
4:変圧器・変換プラグ
「海外といえば、変圧器や変換プラグが必須」と思いがちですが、最近は世界対応のUSBアダプターやマルチ変換プラグが、現地でも手軽に手に入ります。
また、日本で探すよりも選択肢が多く、シンプルで使いやすいデザインが豊富。日本からたくさん用意しなくても、快適に暮らすことができます。
5:現地通貨の現金
以前は「とりあえず多めに両替しておかなくては」が旅の常識でしたが、今や多くの国でカード決済が主流です。
スーパー、レストラン、タクシーなどもほとんどがキャッシュレス対応。現金が必要なのは、市場や路上販売、個人商店など、ごく限られたシーンだけなので、最初からたくさん換金するより、必要に応じて少しずつ現地で両替する方が、軽くて安全です。
私も短期で別の国へ行った際、カード決済だけで滞在を終え、現金は一度も使わなかったという経験が、何度もあります。
お金の持ち方も、時代に合わせて「身軽化」しているように感じます。
「ない=不便」ではなく、「ない=自由」
海外に暮らして実感したのは、「なくても案外困らないもの」が、思った以上に多かったということです。
これからも、“今本当に必要なもの”を見きわめながら、「ない=不便」ではなく、「ない=自由」ととらえる感覚を大切に、対応力豊かに、暮らしていきたいと思います。



