3:コミュニティーの行事を楽しむ

団地のイベント
団地のイベント
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団地では、住民が参加の清掃活動やイベントがあります。

住民同士で自然に会話する機会があったり、団地内を散歩中にあいさつし合うことも多く、名前は知らないけれど顔見知りというゆるいつながりができました。

たまに世間話をする程度の、近すぎず、でもひとりじゃない感覚を得られる距離感がいいなと感じています。

4:ご近所グルメを楽しむ

お手頃価格のモーニング
お手頃価格のモーニングセット

手軽なご近所観光スポット巡りや、お手頃価格のご近所グルメ体験は、団地内や職場内の会話で盛り上がります。

近所にオープンしたばかりのドーナツ屋でドーナツを大人買いしてお裾分けすると、「じつは気になってたんだ~」と、まるで行列ができる有名店並みに喜ばれることもあり、私も地元に貢献できていい気分。

団地で暮らし始めてから、自分が暮らしている地域も盛り上げていきたいと思うようになりました。

5:少ないもので暮らしを楽しむ

一日一捨てを実践している
「一日一捨て」をして手放したもの

休日は団地周辺でのんびりしたり、自宅で過ごす時間が多くなるにつれて家の中のゴチャつきが気になり始めました。そこで、老後のために不要なものを手放し始めると、掃除やメンテナンスがラクになりました。

自分で管理できるものだけ手元に置き、ものを減らしたことで見た目がスッキリ。風とおしもよくなりました。

あいた場所に観葉植物を配置したら、地味な部屋が癒やしスポットに変わりました。

住まいの余白が心の余裕につながり、ものを手放してスッキリした部屋にグリーンや雑貨も映え、心地いい暮らしが実現しつつあります。

古さや不便さがあるからこそ愛おしい団地暮らし

うろこ雲の空

住まいが変わると暮らしも変わるといいますが、団地暮らしで私の価値観は大きく変化しました。自然豊かで季節感のある環境で心身が整い、古い団地の不便さがあったからこそ見つかった趣味や楽しみもありました。団地暮らしはいいことばかりではないけれど、工夫して暮らすことで笑顔や感動、感謝する機会が増えた気がします。

完璧でないからこそ工夫の余地があります。これから団地暮らしを始める方も自分なりの楽しみを見つけ、工夫して暮らすことで団地暮らしが愛おしくなるのではないかと思います。

※喫茶店の写真などは許諾のもと撮影・掲載しています