年末の大掃除は、寒さや忙しさであと回しになりがち。気づけば冷蔵庫や冷凍庫、レンジの中、シンクまわりが汚れたまま…という方も多いはず。そこで今回は、クリンネスト1級の資格をもち、整理収納アドバイザーとしても活躍するあゆみさんに、「11月に整える」キッチン掃除のコツを伺いました。年末は「簡単にふくだけでスッキリ!」という状態で迎えることができますよ。

キッチン
11月の整えで、大掃除はもうしなくてOK! クリンネストのあゆみさんが教えてくれました
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1:冷蔵庫の棚・野菜室のゴミを取り除く

キッチン

冷蔵庫の中は、毎日使っているのに掃除に関しては意外と見落としがちな場所です。棚や引き出しは取り外して中性洗剤で洗い、水気をしっかりとふき取っておきましょう。

野菜室の底には気づかないうちに野菜のクズやかけらがたまっています。中のものを全部だして、ゴミを取り除きます。

そのままにしてしまうと雑菌が繁殖しやすくなるので、最後にアルコールスプレーでさっとふくと、すっきり清潔に。11月にリセットすることで年末は軽くふくだけでOK! 大掃除の負担もぐっと減ります。

冷蔵庫をあけたときの気持ちよさは、毎日の食事づくりにも自然と影響します。

2:冷凍庫の中を見直して、期限ぎれは捨てる

冷凍庫

寒い時期は、冷凍庫整理にぴったりのタイミングです。まずは中身をすべて取り出し、賞味期限をひとつずつ確認。使わないものや古くなったものは思いきって処分しましょう。

残す食材は種類ごとにまとめ、袋や容器にラベルをはるとさらに分かりやすくなります。また、古いものは手前、新しいものは奥に置くことで、食材を無駄にすることを防げます。

11月のうちにスペースをしっかり確保しておけば、年末の買い出し時に「冷凍庫がいっぱいで入らない!」というストレスも回避できます。さらに、整った冷凍庫は料理の準備がスムーズになり、どの食材を使うか迷う時間も減ります。早めのひと手間で、忙しい年末をラクに乗りきっていきましょう。