3:電子レンジの中を重曹水でふく

電子レンジ
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電子レンジは、汚れがこびりつく前に手入れをするのがコツです。

耐熱容器(マグカップか耐熱ボウルなど)に水200mLと重曹小さじ1(約5g)を入れて2〜3分加熱すると、蒸気で庫内の汚れが浮き上がり、布でサッとふくだけでピカピカに。

手順も簡単で、今のうちに落としておけば年末に苦労することはありません。掃除をするときは、以下のポイントに注意してくださいね。

・蒸気が熱いのでやけどには十分注意

・がんこな汚れは、加熱後に数分そのまま蒸気で蒸らすと落ちやすくなる

・容器は耐熱ガラスや陶器がおすすめ

4:シンクの中と水栓の水アカをクエン酸で分解

キッチン

シンクの中は、排水口周りや縁、角など、水アカがたまりやすい場所です。白っぽい水アカはこびりつきやすく、放っておくと落としにくくなります。

そこで便利なのが市販のクエン酸スプレーです。クエン酸は水アカをやわらかくして落としやすくしてくれるので、シンク掃除にぴったりです。

使い方は簡単。古布やキッチンペーパーにクエン酸スプレーをたっぷり吹きかけて汚れが気になる部分にかぶせ、その上からラップをして、10〜15分ほど置きます。その後ふくだけで、こびりついた汚れもきれいになります。がんこな汚れは、軽くこするとさらに落ちやすくなります。

水栓の周りも同じようにスプレーを使いましょう。蛇口まわりは水がはねやすく、水アカが残りやすい部分です。吹きかけて布でふくだけで、シンク本体と同じようにピカピカになりますよ。

11月にこのひと手間を加えておくことで、普段の汚れを早めにリセットでき、年末は最小限の手間でシンクと水栓のきれいを保てます。忙しい年末はサッとふくだけでOK。すぐにピカピカになり、気持ちよく新年を迎えられますよ。

※クエン酸など酸性の洗剤は、塩素系の漂白剤やカビ取り剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤と混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、直後に使うのも避けてください。

※記事内で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください