故人の残した品を整理する「遺品整理」。それは単なる片付けではなく、故人の思いや家族の物語をすくい上げるということ。専門業者「遺品整理プロスタッフ」が見た裏側のストーリーを、祖父母のゴミ屋敷を片付けた経験をもつ漫画家・西園フミコさんの漫画でご紹介。知られざる遺品整理の現場へ、足を踏み入れてみませんか?

◆CASE1:疎遠だった母の孤独死。遺品整理の仕事とは?◆
疎遠だった母が孤独死。「遺品整理」の現場には想像以上の光景が…!/実録マンガCASE1-1

故人の残した品を整理する「遺品整理」。それは単なる片付けではなく、故人の想いや意外な一面、そしてそれを取り巻く家族の…

※ 本記事には「自死」に関する内容が含まれています。読む方によっては心の不安を感じる場合があります。ご自身の心の状態にあわせてお読みください

【前回までのおさらい】依頼者:自殺した40代男性の元妻

今回は、離婚を苦に自死した40代男性の「遺品整理」の現場。

離婚をして、妻と2人の娘と暮らす家を追い出され、ひとりで暮らすことになった男性は、生きる気力を失い自殺。遺品整理の作業員が訪れた現場は、自死の痕跡が色濃く残る「事故物件」だった…。

◆前回のお話はこちらから◆

離婚を苦に自死した40代男性。遺品整理の現場で作業員が見た「まさかの光景」/実録マンガCASE3-1

<CASE3-2>「価値ある遺品」も売るか否かは依頼者次第

●依頼者:元妻/故人:40代男性

元家主の「遺品」
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