故人の残した品を整理する「遺品整理」。それは単なる片付けではなく、故人の思いや家族の物語をすくい上げるということ。専門業者「遺品整理プロスタッフ」が見た裏側のストーリーを、祖父母のゴミ屋敷を片付けた経験をもつ漫画家・西園フミコさんの漫画でご紹介。知られざる遺品整理の現場へ、足を踏み入れてみませんか?
【前回までのおさらい】依頼者:40代女性/本人との関係:娘
今回は、生きている間に自分の財産や身の回りの物を整理する「生前整理」の現場。80代の母と同居をすることを機に片付けを依頼した40代の女性のケースです。
引っ越し先はスペースが限られていることから、とにかくものを処分すべく、事前に綿密な打ち合わせを経ていざ作業日。家主もいるのでスムーズに片付けが進むかと思いきや、そうでもなくて…。